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2011年9月30日 (金)

日曜の夜は池袋秋の“ふくろう祭り”でワッショイ、ワッショイ♪(^^♪

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0930_2_03 9月25日は池袋で秋のふくろう祭りが行われました。私は中山競馬場からの帰りとあって、特設ステージのパフォーマンスは時間的に間に合わず、観劇することはできませんでしたが、それでもワッショイ、ワッショイの掛け声よろしく、多くの神輿と遭遇。日本の秋ならではの風物詩的な味わいをつかの間でしたが、堪能した思いがしました。
 半纏(ハンテン)に、ねじり鉢巻、白い締め込みで決めた男たちが、実に凛々しくて、カッコイイのです。
 また、独特のステップでワッショイ、ワッショイと艶っぽい声のギャル風の担ぎ手。これにも魅了されてしまいました。0930_2_02  灯篭を持つ近い将来の予備軍である小中学生の女の子も、ねじり鉢巻と半纏で決めて、これはこれで微笑ましいものです。
 池袋西口界隈は、近頃では華僑と言われる人たちを中心に、中国系の店舗が増えており、いわゆるチャイナタウン化しつつあります。そういった独特の環境化が進む中で行われた日本伝統の庶民文化の一旦である秋祭り。これはこれで大変意義あるものになったと思います。
 是非、毎年続けて欲しいものです。そして、できれば中国から来ている留学生も加わって、一緒に日本の伝統的文化に触れてもらったら最高ですね。
 ワッショイ、ワッショイ♪♪0930_2_04

12:08 午後 |

2011年9月29日 (木)

今年は天皇賞と有馬記念だけ。来年は招待されればどこにでも行きます!

0930_1_00_2  実に完璧なレースでした。それは次なる戦いの力強いメーセージ走でもありました。オールカマーは宝塚記念を圧勝したアーネストリーが登場。それは当然ながらここでは格が違うとばかりに、単勝1・4倍の飛び抜けた人気。
 確かにアーネストリー以外はGIクラスの馬が見当たらず、役者が一枚も二枚も違う、いわゆる顔ぶれに恵まれた一戦でもありました。
 それでも、初めて背負う59Kは大丈夫なのか?札幌記念を捻挫で急遽回避した不安はないのか?当日のマイナス12Kの馬体重は?という課題があったことも事実。
 スタートで外枠からシャドウゲイトの田中勝騎手が気合を入れて、一気に飛び出しグングン引き離しにかかります。2番手に付けたコロンバスサークル。その後のアーネストリーは、2コーナーで少し離れた3番手をジックリと出撃を待つ態勢。いつでもゴーサインから飛び出していける手応えのように思えました。0930_1_01_2
 シャドウゲイトが引き離して逃げたものの前半1000m通過タイムが60秒5。比較的ゆったりした流れで展開。4角でコロンバスサークルが接近。それを見てアーネストリーも馬体を外から併せにかかります。59Kを背負っていることで、佐藤哲騎手が早めの抜け出し作戦で直線先頭に立つと、そのまま楽に押し切って優勝。馬込みの中からゴール寸前で猛然と後方にいたゲシュタルトが追い込んで来ましたが、アーネストリーを脅かすまでもなく、まさに格の違いで圧勝。
 勝ちタイムが2分11秒2、ラスト3ハロンが34秒9。過去10年でもっとも速い時計。立派です。0930_1_02_2  佐々木晶調教師は「期待に応えられて良かったです。59Kが気になっていましたが、問題なかったですね。馬体が減っていた?それは昨日もオーナーに伝えたのですが、このくらい減ると思っていましたよ。札幌記念を使うつもりでキッチリと仕上げていましたからね。軽い筋肉痛でパスしたあと札幌から鳥取の育成場まで運んで、それから栗東トレセンに戻り、そして今回の中山ですから、このくらい減るのは覚悟していたことですよ。まあ、59Kもなんとか克服してくれましたからね。安心しましたよ。こんな無茶苦茶な斤量はないですよ。来年からはこういう斤量はなくなるらしいですけどね」と苦笑い。
 「今回はメンバーが手薄だったので良かったですね。無駄な力をほとんど使わなくて・・」と私が語りかけると、
 「いやあ、本当にそれは助かりましたね・・」と佐々木晶師。
 「で、このあとのローテーションは・・」と私。
 「これはもう決めてあるんです。今回のオールカマーの後0930_1_1_2は天皇賞。そして有馬記念です。年内はあと2戦ですね。ただ、東京はこの馬にどうかなあ、と思っているんです。てっちゃん(佐藤哲騎手)によれば、直線が長いから馬が走っていて、どうも飽きちゃうらしんですよ。問題はそこですかね」と佐々木晶師。
 「いずれにしても来年は7歳になるし、招待されれば海外のどこでも行くつもりです。オーナーともそれは相談してあります」と、目を輝かせる佐々木晶師。
 来る天皇賞、そしてグランプリ有馬記念。アーネストリーがどんなレースをしてくれるのか胸が躍ります。再びあの◎に推したときのような宝塚記念の興奮と感動を味じわせて欲しいものです。0930_1_03

11:38 午後 |

2011年9月28日 (水)

神業的オルフェーヴルのラスト“32秒8”でディープ以来の3冠馬の可能性が・・

0929_1  それは完璧!でした。そして圧巻!でした。単勝支持率1・7倍。圧倒的な人気に推された2冠馬オルフェーヴル。本番の菊花賞を見据えたトライアル神戸新聞杯でしたが、パドックから受けた印象は、威圧感のような凄みさえ感じられる馬体造り。発表された計測は460K。ダービー時より16Kプラス。あまり馬格のないというより研ぎ澄まされたトップクラスの馬だけが持つオーラをもった馬でしたが、ひと夏を越してトモの辺りを中心に、全体的に筋肉のボリュームが増し、明らかに成長のあとが、そこからはっきりと訴えかけてくるのです。
 「う~ん、参った!これは圧勝されるかも知れないな・・」と、直感的に私の目にはそう映ったのです。
 まさにそれは本物でした。逃げ馬が不在のメンバー構成の中で、小牧太騎手のスマートロビンが前半5ハロンを63秒5で、半分の1200m通過が1分17秒2という信じられない超スローペース。そのことを見越したのか、池添騎手のオルフェーヴルが好位置の5番手を追走。いつでもスパートして抜け出せる位置取りで展開。0929_2  「よし、この流れで折り合えれば3000mの菊花賞も心配ない」という思いが、池添騎手の頭の中にあったはずです。
 それに応えてオルフェーヴルもゆったりした流れのレースを楽しむかのような走りで気持ち良さそうに追走。
 「これはマズイ!」と考えたライバルのウインバリアシオン・安藤勝騎手。オルフェーヴルを徹底的にマーク。その走りを見て早めに3角から動き出し、4角で勝ち馬の外に急接近。それを見ても動じない池添騎手。ライバルの追い出しを待ってから仕掛けると、それこそ異次元の破壊力でグングン加速して、先頭に立つやいなや、あっという間に突き抜けていたのです。しかも、ゴール前では抑えるほどの手応え。驚愕の強さでした。
 4角でオルフェーヴルを射程権に入れたはずのウインバリアシオンも、これにはどうしようもなく、まるで無抵抗のような状態。そこには2馬身半差という大きな水が開いてしまったのでした。0929_3  「4角でがっぷり四つに組んだと思ったら、一方的に投げられた」というのが、ウインバリアシオンの正直な心情でしょうか。
 スローペースゆえ一昨年の優勝馬イコピコより4秒1も遅く、今年同様にスローだった昨年のローズキングダムよりも2秒4も遅いタイム。とはいえ、余裕を残して神業的ラスト32秒8。いよいよ3冠馬へのカウントダウンが始まりました。
 一方で勝ち馬をマークして2着だったウインバリアシオンも、さすがダービー2着がダテではないところを実証。馬体がプラス18K。やはり本番を意識した余裕残り造りだったように思えました。ゆえに関係者も納得の2着でしょう。
 神戸新聞杯まで無敵の3連勝だったフレールジャックは、初めてのクラシック級が相手で、初体験の2400mでレース中は引っかかるような仕種。それでもウインバリアシオンと同じような末脚で3着は、さすがに一級品の素材です。馬体がプラス6Kで442K。これも歓迎材料だったように思います。
 武豊騎手のショウナンマイティは後方で展開し、直線勝負に賭けたのでしたが、この高速ラスト決着では、5着もやむなしといったところでしょうか。
 好位置で展開したステラロッサは馬体が絞れていい感じでしたが、4角でペースが急激に上がったときに、サッと対応できなかったことが最後まで応えた印象です。今後の成長力に期待しましょう。0929_4

12:18 午後 |

2011年9月22日 (木)

桜花賞馬6着でオークス馬10着!秋華賞戦線に異状あり。春の女王たちに何が起きているのか?!

0922_1  桜花賞優勝馬マルセリーナが6着、オークス優勝馬エリンコートは10着。秋華賞トライアルの「ローズS」は両GI馬が、惨敗ともいえる敗退。そういえば、1週前の秋華賞トライアルの紫苑Sも1番人気でオークス2着のピュアブリーゼも12着と大凡走。まさに秋華賞戦線に異状あり!なのです。
 ローズSはマルセリーナを抑えて1番人気に推されたホエ0922_2ールキャプチャが優勝。前半が61秒7で流れは超スロー。この遅い流れを読みきった池添騎手が、好スタートを決めて、2番手に付ける春とは一転した積極策。ピッタリと折り合いも付き、経済コースを走り、直線では内から早めの先頭。外から追い込んできたマイネイサベル、キョウワジャンヌ、ビッグスマイルを振り切ってゴールイン。楽な展開で経済コースを走って来たわりには、首・首・首差の大接戦。
 勝ち時計が1分48秒1、昨年のアニメイトバイオが1分45秒8。ニュー阪神競馬場に変わってから過去4年で最低のタイムです。それもラスト1ハロンは12秒0。11秒台で走れなかったことに、何か物足りなさが残ります。
 それにしても、この桜花賞馬のマルセリーナの6着、オークス馬エリンコートの凡走をどう解釈したらいいのでしょう。本来、スローペースでは着差がそれほど開かないのに、4着ビッグスマイルから2馬身差だったマルセリーナ。2、3番手で流れにのっていたことを考えると、この中身のない内容は、本番を見据えた大事な一戦だったことからも首を捻ってしまいます。
 同様に10着のエリンコート。馬体重がオークス時よりもプラス14Kと成長は見込めたものの、好位置から直線ズルズル失速。曲がりなりにもオークス優勝馬。抵抗すらできず、この10着は仕上げに何か問題があったか、レース中の大きな精神的ダメージしか考えられません。仮に仕上げに問題があったとすれば、3番人気に支持したファンに対して、余りにも失礼だと思います。
 私が狙ったビッグスマイルが4着。勝ち馬とわずか0秒1差。強烈な強さで新潟の鳥屋野特別を圧勝。秋華賞もと期待していたのですが、現在900万。ローズSは全力投球で3着以内の権利奪取に、挑戦しなければならなかったはずです。ところが、この大事な一戦に初めて騎乗となる北村友騎手。決して彼がダメだとはいいいませんが、初めての騎乗ということは、クセや短長所を完全に把握していない可能性があります。やはりここは乗り慣れた騎手にお願いすべきではなかったでしょうか。着差が着差だったことからも、口惜しさが残ります。
 一方で、ローズSのパドックや調教映像で、有力馬を絶賛していた解説者にとっては、馬を見ることの難しさを認識させられた一戦でもありました。
 ローズSはホエールキャプチャが勝ったとはいえレースで恵まれたことも事実。摩訶不思議な敗退をした春の2冠馬。彼女たちに何が起きているのか、3歳牝馬戦線はこのまま本番、秋華賞に突入します。0922_3

05:45 午後 |

2011年9月21日 (水)

何かを暗示するのかゴール前ラスト“11秒6”というセントライト記念!

0921_1  注目の菊花賞トライアル「セントライト記念」は、レコードに0秒2差まで迫る熱戦でした。
 優勝は6番人気の伏兵だったフェイトフルウォー。皐月賞、ダービーで12着、13着と凡退。京成杯で優勝した馬ですがトップクラスでは力不足か、と一般の評価は一気にダウン。
 とはいえ、ダービーのあと休養し、充電したことが大正解。0921_11馬体はひと回り大きくなって成長をアピール。直前の坂路調教でも51秒台でラストが12秒3という迫力走。先週に続いての快走に再考を余儀なくされたのです。右回りの方が向いていそうな走法もありました。
 馬込みの中でキッチリと折り合って手応えは十分。なるほど、前半5ハロンが57秒5、1600m通過は1分33秒5と、先行した馬には息の入らない厳しい展開。4角で好位置に進出し、直線外目に出すとゴール前でグンと弾けたのです。
 驚いたのは人気のトーセンラーを突き放したことです。というのも、トーセンラーにとっては2番枠ということから、最後方に下げて外を回っては、この高速馬場は乗り切れない、という思いがあったのでしょう。それで中団のインを走り、まさにコースロスのない競馬。蛯名騎手にとってはベストの騎乗で対応できたのです。しかも、速い流れで願ってもない展開。4角で前を捌ければ大いにチャンスでした。
0921_2_2  直線最内からグングン加速して自慢の末脚が炸裂だ! 直線最内からグングン加速して自慢の末脚が炸裂だ!ともが思ったはずです。2000m通過が1分58秒7。あと1ハロン、200mでした。そこで信じられないことが起きたのです。12秒3-12秒5-12秒7と、ハイペースが応えてペースもダウン。これは当然です。経済コースを衝いて追い込んだトーセンラーの最高の形でしたが、なんと追いついたはずの前を行くフェイトフルウォーが信じられないような再加0921_3速。あと1ハロンのことでした。追いすがるトーセンラーを突き放すような末脚で圧勝。ハイペースの中での衝撃のラスト11秒6!でした。
 信じられないスタミナと勝負強さ。これは次なる舞台である菊花賞に向けて大仕事が出来そうな予感。父は大活躍の中長距離系のステイゴールド。母の父が日本最高のステイヤーであったメジロマックイーン。もう胸が高まるのを抑えきれません。
 トーセンラーは最高の形で2着。京都が向いているとはいえ、馬体が2K減の428Kは、成長力という点で残念です。父のディープインパクトと同様に研ぎ澄まされた馬体の造りなのですが・・。
 一方で1番人気のサダムパテックはスタートのミスが致命的。直線追い込んできたものの3着が一杯でした。ただし、506Kとダービー時よりも馬体の成長が窺えた点が収穫です。
 3番手で駒を進めたベルシャザールが4着。速い時計の決着は明らかにマイナスですが速い流れを追走して崩れなかった粘り腰はさすがダービー3着馬。賞賛ものです。0921_4

06:09 午後 |

2011年9月15日 (木)

あまりにも美しい仲秋の名月に、Drコパ流の開運祈願!

0915_01  「アベコーさん、いいですか、財布、ジュエリー等を月光に翳して、それが縁起のいい小物になります。疲れている日本人に、天からの月光のプレゼント。しっかりね!」という、Drコパさんからのメールが今年も届きました。
 今年の仲秋の名月(満月)は、9月12日でした。昨年が9月22日でしたから10日早くなった仲秋の名月。
 コパさんいわく、この日の月の光のパワーは1年でピークなんだそうです。月の引力といえば、地球の海水を引き上げ、また押し返すほどの強力なパワー。そうなることによって、海水を混ぜて海そのものが生きてくるとのこと。もしも月の強力な引力がなかったら、海水はヘドロの沼のような状態で、魚などの生物はきっと死に絶えていると言われています。ということは、魚を餌にする海鳥、哺乳類などの生物も絶滅。海流も消滅し、貝や珊瑚も海草もない世界。不気味な世界がそこには広がっているはずです。私たち人間もそこにはいません。
 月という存在は、青く輝く水の惑星である地球、その地球の守り星のような存在なのでしょうか。その月から1年で一番の光のプレゼント。MOON LIGHTプレゼント。昨年の東京近郊の天気は曇りと雨空でしたが、今年は見事な名月が未明まで空高く、くっきりと輝いていました。
 コパさんいわく、この時期の月光パワーは、金運、恋愛運、仕事運、くじ運、健康運等の全ての運気をアップしてくれるとのこと。来年の手帳に願い事を書いて、できれば新しい財布、来年の干支の辰の置物、ジュエリー、新調した器等を用意して、それを月に向けて30秒以上翳すのだそうです。
 で、我が家でも、ススキにりんどうの花を添えて、団子を重ねて月の明かりが届くテーブルに置きました。そこから見る景色が見事なこと。初秋の風情も味わえて最高!0915_7_2  急遽、近所の文房具店で買ったディズニーの可愛い手帳(女の子用しかなかった)。今、使っている財布に未使用のインデンの財布。競馬で一獲千金を狙って馬の置物まで総動員。幸運・金運のブレスレットを付けて、月に向って翳しお願い致しました。

0915_6_2  それにしても見事な仲秋の名月に、時が立つのも忘れて、しばし心を奪われてしまったほどです。おそらく被災地も同じ仲秋の名月だったはずです。その月に向って心穏やかな日が、一日も早く被災地に訪れることを祈らざるをえませんでした。

05:00 午後 |

あんな調教で勝たれなくて良かった!それでも高い潜在能力をアピールした香港勢!!

0915_1  それはそれは激しい叩き合い、もの凄いデッヒートでした。5着に逃げ粘ったテイエムオオタカまで勝ち馬から0秒2差という大接戦。
0915_2  何がなんでも逃げたいと主張していたテイエムオオタカとヘッドライナー。この2頭の逃げ争いが大きなカギを握っていた今回の「セントウルS」でしたが、結局ダッシュ良く飛び出したのが3歳馬テイエムオオタカ。当然ながらヘッドライナーが仕掛けて並びかけて来ると思っていた和田騎手。ところが、ヘッドライナーは3番手グループをシゴキながらの追走。2番手に付けたのが2番人気のエーシンヴァーゴウ。抑えきれないくらいの手応えで、0915_3楽々2番手追走。新潟の直線1000mで連勝してきたことが、結果的にこの馬には大きく吉と出たようです。
 前半3ハロンが34秒1。開幕週の阪神としては比較的遅い流れ。ニュー阪神競馬場に変わってから過去4年。いずれも前半3ハロンは33秒台。4年前のときは11番人気サンアディユが優勝。このときの前半3ハロンは33秒4で、勝ちタイムが1分7秒1。今年の1分8秒5と比較しても格段の開きです。
 もちろん、その時の馬場状況や、各馬の能力差があると思われますが、秋の開幕週ということでは共通しており、良馬場という条件下、この時計の異なる意味というのは、GIスプリンターズSを考察する上で、大きなターニングポイントになりそうです。
 昨年のセントウルS優勝馬ダッシャーゴーゴーは1分8秒0で快勝。レースのラスト3ハロンが34秒1。一昨年のアルティマトゥーレは前半33秒8の流れに、好位置で対応して2馬身半差の圧勝。レースのラスト3ハロンは34秒0。
 そういった過去のレースを踏まえて、今回のセントウルSは芝1200mの重賞としては明らかに平凡。同じ日の1000万・仲秋特別(芝1400m)の前半3ハロンが34秒2と比較しても、レベルが低い内容だったことがハッキリしています。
 平凡な時計の決着。そこに2番手から競り勝ったエーシンヴァーゴウの優勝があり、香港ラッキーナインの2着好走があったと思われます。
 3着ダッシャーゴーゴーは昨年時よりも0秒6も遅いタイム。調教で今ひとつ迫力不足のような印象でしたが、きゅう舎サイドでは、昨年が目一杯に仕上げて本番のスプリンターズSが2位降着から4着に敗れ去ったことを考慮。今回は少し余裕の仕上げにしたとコメント。中2週あけて本番を迎える上で、やはり最有力馬には違いありません。
 優勝したエーシンヴァーゴウは田辺騎手の好判断が光りました。テイエムオオタカの2番手という積極策。無理に押さえ込まず、馬の任せるままに騎乗してきた田辺騎手。彼自身も大きな進歩となる1勝だったとはずです。
 それにしても、香港勢には驚かされます。あのキャンター1本で2着だったラッキーナイン。結果的に降着となりブービーだったものの29K増で4位に食い込んだグリーンバーディー。共に4月、5月以来の実戦。こんな調整でここまで来たことを踏まえて「2年連続で惜しいレースでしたね。来年は3頭連れて来ようかな」と、笑顔で語るファウンズ調教師。
 日本の競馬ファンにしてみれば、そんな香港の馬に勝たれないで良かった・・と、胸を撫で下ろしているかも知れません。
 本番はシンガポールのスーパーホース、ロケットマンが参戦とか。大物級の来日に日本側も色めきたっています。0915_4

11:44 午前 |

2011年9月14日 (水)

ボルトが1本入っていて、これだけ走るのですから頭が下がります!!

No1480  大歓声の直線で力強く抜け出したのが2番人気のフィフスペトルでした。秋の中山、重賞第一弾「京成杯オータムハンデ」は、GIマイルCSを睨んだ一戦。新潟の関屋記念で休養明けながら快勝したレインボーペガサスが57・5Kのトップハンデ。それを受けてこの日は3番人気。
1番人気に推されたのが3連勝のあと関屋記念で大外から鋭く伸びて2着だったエアラフォン。この秋の赤丸の期待株。関屋記念と同様に福永騎手を迎えましたが、可哀想だったのは激しい流れ。前半34秒0-45秒1-56秒6と、スタートからよどみなく流れる展開。比較的、平均かゆったりしたペースに慣れてきているエアラフォンにとっては、この一転した激しい流れが、これまでに経験がなかったこと。それでも先行馬が次々に脱落して行く展開は、エアラフォンにとって願ってもない末脚を生かす絶好の形でしたが、逆に激しい流No2200 れに戸惑って、本来の強靭な末脚を生かせなかった印象。馬体重がマイナス12Kと目一杯の造り。それゆえこの5着はGI戦線に出走する上で、賞金を重ねたかったエアラフォンにとって、なんとも痛い一戦でした。
 さて、見事な優勝を飾ったのがフィフスペトル。昨年4月から骨折で1年に渡る休養。カムバック初戦の3月の阪神・六甲Sで、いきなり際どい5着。6月の東京、夏至Sでは一転した逃げの手に出て、オペラブラーボ以下を圧倒!時計内容も良く、次走の重賞が大いに楽しみにされていた馬です。
中団でしっかり折り合うと、勝負どころでは好位置に進出。外から伸びてきたアプリコットフィズが来ても動じず、これを振り切るようにゴールイン。着差以上の強さがあった内容でした。
 表彰式が終わって検量質の前に現われた加藤征調教師に「おめでとうございます。この前の夏至Sは1800mでしたが、今日は1600m。どのくらいの距離がこの馬にはベストだと考えられていますか」と私。
No3200 「そうですね、もともと自在性というか素直な馬なので、距離は1600mでも大丈夫だと思っていました。まだまだ可能性のある馬なので、中距離だったら大丈夫だと考えています。ただ、直線の長いコースは少しまだ課題があるようですね」と加藤征師。
「それでは今日のレースは考えていた点数をつけると・・」と私。
「うん、満足ですね。現時点で最高に近い形のレースは出来ていたと思います。とにかく大怪我で、脚にボルトが入っている馬ですから本当に頭が下がります」と加藤征師。
「まだ先のことは考えていませんが、出来たらやはりGIに出してあげたいと思います」と語り、おそらくマイルCSに向けて舵取りをして行くものと思われます。父がキングカメハメハ。注目の良血がようやく花開いてきた印象です。
今回、私が狙っていた馬はコスモセンサーでした。春のマイラーズCではアパパネと大接戦していた馬です。しかも、開幕週の中山のマイル戦で、願ってもない1番枠。これは松岡騎手がスタートで前に出て行って、外から来たら好位置に下げるだろう、と考えていたのです。
 ところが、3番枠の追い込み馬スズカコーズウェイの北村宏騎手が負けまいと、強行に前での位置を主張。内にいたコスモセンサーは一旦控える形を取ったら、今度はスズカコーズウェイが手綱を絞って下がってきます。そのアオリを受けてコスモセンサーも下げざるを得なくなり、位置取りが悪くなってしまいました。それでも、4角でインから伸びかけてきたのですが、今度は窮屈になり伸びを欠いてしまいました。内枠が逆にアダになった印象です。残念!

No4480_2

03:17 午後 |

2011年9月 9日 (金)

絶賛ものの時計で決着したが、危惧されるその後遺症とは・・!?

0908_1_2  信じられない時計が電光掲示板に照らし出されていました。“1分33秒8”の勝ちタイム。注目の今年の新潟2歳Sは、9年前にワナがレコード勝ちした時計とタイ記録。
 目を疑ったのが、ラスト45秒―33秒1というもの凄い高速タイムでの破壊力比べ。レコードが出たワナのときはラスト3ハロンが34秒7。それを1秒6も上回る強烈な時計。わずかキャリア1戦の2歳馬には、まさに極限ともいえるタイム。
 もっとも、それだけスピードの絶対能力が優れていることだからこそ出来た内容ですが、それにしても、新馬を勝ったばかりの2歳夏に、こんな凄い時計で走っても大丈夫なのでしょうか。きちんと古馬のように脚元の骨が出来ていない2歳馬の夏では、あまりにも速い時計に、若き骨が対応できるのかどうか、私の長い競馬人生において、不安のほうが先に立ちます。
 今年の新潟2歳Sは、来年のクラシックの夢を乗せて多くの逸材が参戦してきました。なかでも、ほとんど追ったところなしで新潟のデビュー戦を圧倒したジャスタウェイが単勝1・7倍と圧倒的な人気に支持。
 ただ、デビュー戦を勝ったときに福永騎手が「かなりの能力を感じるので、これから大事に使っていければ、来年に向けて胸が膨らみます」とコメント。それゆえ、この新潟2歳Sはパスして、ダリア賞を勝ったエイシンキンチェムで福永騎手が臨んで来るだろう、という味方をしていました。
0908_2 ところが、その考えは逆で、なんとエイシンキンチェムは登録がなく、ジャスタウェイで乗り込んで来たのです。これはよほど具合が良く、相手関係からも勝てる!という自信が、ジャスタウェイを新潟2歳Sに向わせたのだと思います。
 とはいえ、キャリア1戦の2歳馬。何があるか、何が起きるかわからないもので、同じく新潟の新馬戦を圧勝したモンストール(4番人気)が、更なる飛躍を見せたのでした。中団の馬込みの中で折り合いに専念して、ポッカリと開いた直線の馬場中央から一気に先頭に立ち、ここから二段掛けダッシュで猛スパート。グングン加速するモンストール。中団で展開したジャスタウェイが直線で外に持ち出し、一気に詰め寄ってきましたが、僅かに届かず0908_3、無念の2着に敗退。
 3着以下が5馬身も離れてしまう抜きん出た1、2着馬のパフォーマンス。勝ち馬のラストが32秒7、2着馬は32秒6という次元の異なるような驚愕の末脚を駆使。ゆえに後続にとって、この5馬身差も仕方ありませんでした。
 もし、1、2着の馬がどちらか出走していなければ、余裕を残して1分34秒台くらいで制したはずです。たまたま出走していた為に、現在の100ある能力を、最大限を超える目一杯の120くらい出し切ってしまった上位2頭。はたしてその後遺症は出ないものか、とても危惧されるところです。
 このレースで、私はラフレーズカフェを推していました。素晴らしかった新馬戦の勝ちっぷり。また、それに加えて中間の動きの良さがひと際目だっており、これはジャスタウェイを相手に、好勝負が期待できると見て◎に推したのですが、スタートで出負けして、なおかつ寄られて後方。直線では馬場がボコボコしたインを衝いて伸びかけたのですが、ステッキが入ると寄れてしまい、ゴール前はほとんど馬なり状態。能力をまったく発揮できずに不完全燃焼。
 優勝馬のモンストールに新馬戦で田中勝騎手は騎乗していたことから、モンストールをチョイスすることも出来たはずですが、それ以上にラフレーズカフェに魅力を感じていたのでしょう。結果的にラフレーズカフェにとっても田中勝騎手にとって不運でした。
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10:40 午前 |

2011年9月 7日 (水)

中津の惨劇再びか、歴史的価値の高い荒尾競馬の廃止に思う(T_T)

 目の前に広がる有明海。スタンドから眺める光景は、それこそローカルならではの趣のある競馬場、それが熊本県北西部に位置する荒尾競馬場(荒尾市)です。
 この荒尾競馬場が、とうとう廃止という決定がなされました。荒尾競馬場がこの地に開設されたのは、1928年(昭和3年)のことですから、地方競馬としては最古の競馬場でした。それだけに歴史的な価値は計り知れません。
 9月5日、荒尾市の前畑市長は厳しい経営状況を理由に、荒尾競馬組合で調教師や騎手など約140人に廃止の決断を報告。
 市長は「もうこれ以上、競馬事業に税金を投入することは、市民の理解を得られないだろう」として、本年12月までで閉鎖と決断したようです。
 荒尾競馬組合は、昨年、馬主に支払う出走手当を削減。その経営努力が実って約4300万円の黒字経営を13年ぶりに計上したのですが、3月11日の東日本大震災などの影響を受けて、厳しい経営環境が続いていたようです。
 廃止が決定してしまえば、一刻も早く馬の処分先を決めてしまいたい馬主関係者。あの中津競馬の惨劇が目に浮かびます。中津ではほとんどの競走馬が殺処分となりました。
 その光景は、馬と共に家族同様に生きてきた調教師、騎手、そして、きゅう務員、心ある馬主にとっては、衝撃的だったに違いありません。ひとつの競馬場が終わりを迎えるということは、こういう悲惨な光景を生むのです。
 更に、荒尾競馬の調教師、きゅう務員、騎手等の競馬従事者は、今後の補償を求めるのは当然。ですが、荒尾市は「皆さんとの間に雇用の関係はなく、補償はありません。これまでの協力に感謝して見舞金を支払いたい」と、にべもなかったそうです。
 競馬場内の従業員、競馬専門紙の関係者を含めると300人以上、それぞれ家族もいるわけですから、補償ないとなれば、いきなり日々の生活という苦境、路頭に立たされてしまいます。
 1992年に約160億もの売り上げで、荒尾市に大いに貢献した荒尾競馬。そんな恩も今は遠い昔のことなのでしょうか。私の目には、市が本気で荒尾競馬の改善、そしてアイデアといったクリエイティブな面に取り組んでいたら、もっと状況は違っていたように思えて残念でなりません。
 荒尾競馬は12月の開催までだそうです0907_1が、処分先が決まって行く中での開催。頭数が揃うのかどうか、関係者の方々ならずとも気になります。
 同時に、九州で唯一の地方競馬場になってしまった佐賀競馬場。この佐賀競馬と交流レースをしていたのが荒尾競馬。この九州ラインの終了は、今後の佐賀競馬に及ぼす影響は計り知れません。それは経営面で苦境に立つ地方競馬場、そして九州の生産者に与える事態が大きく懸念されるところです。

06:18 午後 |

2011年9月 1日 (木)

あれ?ハンデ頭が勝っちゃった!というより何となく勝たせて貰ったクリスタル(^^♪

0901_1   「一度あることは二度ある」とは良く言ったもので、大波乱が予測された「新潟記念」は、トップハンデを背負ったナリタクリスタルが優勝。クリスタルにとっては昨年の新潟記念に続いての制覇。
 ハンデ頭の馬は、過去10年で優勝はおろか、2着もなし。3着が2回あるだけというトップハンデ大苦戦の新潟記念なのです。そういったデータも後押しだったのか、昨年の優勝馬ナリタクリスタルは、蓋を開けると5番人気。
 ん?5番人気といえば、昨年のナリタクリスタルも5番人気。2番人気に推された小倉記念で4着に敗退して、やや株価を下げてしまいましたが、今回も同じようなパターン。前走の小倉記念が1番人気で6着。直線不利があって不完全燃焼でした。
 また、トップハンデと言っても、ここ5年のハンデ頭はすべて58K。だから57・5Kのハンデは、考えようによっては恵まれたハンデだったように思います。
 当初、このレースには、ミッキーペトラが登録していました。長期休養明けの青函Sを見事な逃げ切り勝ち。続く函館記念では武豊騎手で2番人気に推された馬です。おそらくミッキーの一人旅、単騎逃げでそのまま押し切れると見て、◎に指名するつもりでしたが、直前でキャンセル。
 このキャンセルが結果的に、新潟記念の結果を左右することになったようです。スーッと外からサンライズベガが、難なく主導権。これに楽々ナリタクリスタルが2番手。前半の半分5ハロンが60秒9で、1000万クラスでも遅いタイム。このスローの流れで決定的だったのは、3角手前から3番手以下が離れてしまったこと。1番人気のタッチミーノットは、前の2頭に付いて行かなければいけないのに、末脚温存とばかりシッカリ抑え込んでいるのです。三浦騎手はもっと勝ちに行く競馬をしなければいけません。0901_2  スイスイと楽に逃げるサンライズベガ。タッチミーノットが七夕賞で2着したとき、サンライズベガは15着。そのときとは違って、まるで別馬のようなノビノビ競馬です。何となく2番手に付けたナリタクリスタルも、前走の窮屈だった小倉記念とは違ってノビノビ競馬。
 この調子で、後半6ハロンを12秒4-11秒7-11秒2-10秒9と、ハロン毎にゴールに向ってグングン加速。これでは後方で展開している馬は絶望的。さすがにラスト1ハロンは12秒0とダウンしたものの先行した2頭に並びかけるまではいかず、ゴール寸前で逃げるサンライズベガを捉えたナリタクリスタルが首差抜け出て優勝。
 そういえば、昨年の新潟記念も3番手のナリタクリスタルが優勝。同じく2、3番手で展開したサンライズベガが首・頭差の惜しい3着。一度あることは二度あるのです。二度あることは三度あるかどうかは分かりませんが、武豊騎手にしてみれば、何となく2番手に付ける格好になって、そのままゴール前で追い出したら勝っちゃった!かのような気持ちではないでしょうか。0901_3_2  優勝馬、及び2着馬は中3週から6週に限る(過去10年で20頭中18頭が該当)が、今年も生きたデータとなりました。0901_4

05:20 午後 |