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2011年5月27日 (金)

激戦の「ダービー特番!」TBSラジオ・5月27日(金)20時スタート!!

0527  すでにカウントダウンが始まっている今週5月29日に迫ってきた競馬の祭典、東京優駿『日本ダービー』。TBSラジオでは今年の日本ダービーを分析、検討する「ダービー特番!」が、5月27日の金曜日、午後8時から1時間に渡って放送されます。
 
出演者はTBSが誇る歩く人間競馬四季報こと宮澤隆アナウンサー。気象予報士で競馬に深く精通している斉藤義雄さん、そしてTBSの癒し系アナウンサー、アベコーのモリもりトークのお相手でもある江藤愛さん。そして、私こと阿部幸太郎。
また、驚きのスペシャルゲストも出演の予定です。
さらに、JRAから今年の日本ダービーを記念して、作成された非売品の「ネクタイ」をプレゼント。競馬ファンにとっては絶対ゲットしたいダービー・タイ。ただ、番組の都合上、同じTBSラジオの爆笑問題の「日曜サンデー」の部分でプレゼントということになりました。そちらのほうをお聴き下さい。
1番人気が予測されるスプリングS、皐月賞を連勝中のオルフェーヴルが3枠5番。弥生賞優勝、皐月賞2着のサダムパテックだ1枠2番。注目される人気2頭は内枠を引き当てました。
また、ここ3年続けて優勝馬が出ているラッキー馬番『1番』を引き当てたのが、なんと青葉賞優勝のウインバリアシオン。期待のディープインパクト産駒で、きさらぎ賞で父を彷彿させる末脚で制したトーセンラーは15番枠。
東京地方は金・土・日と3日間とも曇りと雨のマーク。気象予報士・斉藤さんの東京競馬場・日曜上空の天気を、ご本人に聞きながらご参考にさるといいかも知れません。

10:26 午前 |

2011年5月25日 (水)

突然の激しい雨の中でクラシック制覇の雄叫びを君は聞こえたか!!

刻々とクラシックの歴史的瞬間が迫っていたときでした。一転、多摩丘陵のほうから押し寄せてきた黒い雲が、あっという間に上空一面を覆うようになったとき、ポツポツと雨が・・。突然に様相を豹変してザーッという雨音に変わり、スタンドの地面を激しく叩きつけていました。

急に薄暗くなった東京競馬場は、ダートコース内に急に水が浮き出し、これに競馬場の照明がキラキラと水面に反射して、これから始まろうとしている3歳牝馬の女王決定戦「オークス」は、ただならぬ雰囲気を醸し出していました。

0525_01 今年の優駿牝馬「オークス」は、圧倒的な強さで勝ちまくってきたレーヴディソールが無念の故障でリタイア。そこで台頭してきたのが、相撲で言えば東西の大関格、桜花賞馬マルセリーナ。そして桜花賞2着のホエールキャプチャの2頭。桜花賞の内容からは、この2頭のマッチレース!との声が圧倒的でした。

ところが、この人気の2頭は共に同じような追い込み脚質。しかも、距離の経験がマイル戦までしかなく、いきなり2400mでは本当に大丈夫なのか。さらに、重馬場で走った経験もないことから大きな不安が感じられて、これは1着どころか2着、いや3着さえ危ないかも知れない。

私は予想で、1枠1番のハブルバブル◎を打って期待を寄せていました。2400mとはいかないまでも、芝1800mを2度経験しているし、そのなかのデビュー戦の圧勝劇が、際立ってレベルが高かったことから、強運男ウイリアムズ騎手のコンビを大きく買っていたのです。ところが、スタンド前の発走と歓声、そして強い雨に驚いたのか、口を割って頭を上げ、引っかかるように力んで走っているのです。

レースは思わぬ展開でした。楽にシシリアンブリーズが主導権かな、と考えていたら大外から飛び出したのが柴田善騎手のピュアブリーゼ。一気に先手を取ると馬の行く気に任せている感じで、スイスイと逃げ足を伸ばします。2番手が遅いペースと丸田騎手が読んだライステラス。シシリアンブリーズがいて、内に掛かり気味だったハブルバブル。スピードリッパーにエリンコート。後方に出遅れたホエールキャプチャ、マルセリーナ、グルヴェイグの人気3頭が牽制しながら追走。0525_023

逃げたピュアブリーゼが直線に入って、一瞬引き離すような展開になったものの4角で好位置に進出したエリンコートが接近。直線ではホエールキャプチャが大外から脚を伸ばします。マルセリーナもやってきました。スピードリッパーも頑張っているぞ。私の本命ハブルバブルも好位置でしぶとく馬群を割って伸びかけたときに、外の各馬に伸び負けすると、脚色が急激に減退。

さあ、ゴール前でもしぶとく頑張るピュアブリーゼに、その外から伸びたエリンコートが抜け出す勢い。大外からグイグイと追い込んだホエールキャプチャ。この3頭が馬体を併せて激しい叩き合い。その結末は間を割って出たエリンコートが、内で必至に粘るピュアブリーゼと、外から詰め寄ったホエールキャプチャを振り切って優勝。してやったりの後藤騎手。0525_045

これまで重賞に挑戦することがなかったエリンコート。オープン特別の忘れな草賞を勝ったことでオークスに挑戦。日陰の道をひたすら歩んできた馬が、桧舞台で頂点に立った瞬間に輝いて見えました。

父のデュランダルは強烈な決め手でスプリンターズS、マイルチャンピオンシップで優勝。短距離色のイメージが強い馬でした。母のエリンバードも短距離で活躍。ところが、エリンコートの走法は父とも母とも似かよったところがなく中長距離系そのものです。初めてのクラシック馬を送り出したデュランダル。今後の産駒の評価に大きく含みが出てきました。

逆にスタミナの配合を持つピュアブリーゼ。2400mの舞台で本領発揮でした。果敢に先行策を取った柴田善騎手の騎乗も光ります。ゴール前で接触する不利がなかったら・・と思うと実に惜しい一戦でした。

出遅れたホエールキャプチャが地力で3着。これも敗れはしたものの立派。一方、マルセリーナは最後方近くで展開。いきなりの重馬場で2400m。ベストが桜花賞のようなマイル戦なのかも知れません。それでも4着は能力高さでしょうか。

3歳牝馬路線は、まだまだ混迷が続きそうです。ひと夏を越した秋華賞がまた違う結果になっているような気がします。

06:06 午後 |

2011年5月18日 (水)

予想外!猛烈ペース。未体験の流れに戸惑った稀代の女王ブエナビスタが惜敗!!

 前半の3ハロンが33秒5。半マイルは44秒6。まさかこんなペースになろうとは誰が予測できたでしょうか。このことが女王ブエナビスタの連覇を阻むことになったのだと思います。
 戦前の予測では、おそらくブリンカー着用のオウケンサクラが好枠で逃げるだろう、とくに競りかけて行きそうな同型がいなかったことから、オウケンサクラのマイペースで、ややスローに近い流れを考えたのですが、ブエナビスタの岩田騎手もそういう意識があったと思います。ただ、目標とする2番人気のアパパネが中団で展開していることから、これを直後で見る形。流れを考慮すると、これはこれで当然、とも思える位置取りだったと思います。0518_0102
 ところが、オウケンサクラの単騎大逃げ。このペースに対応できたのがアパパネ。前走のマイラーズCでマイル戦を経験している強味が生きました。直線で先頭に立ったレディアルバローザ。それをゴール前で捉まえたアパパネ。直線外からブエナビスタ。この息詰まる女の凌ぎ合いは、アパパネがブエナビスタの猛追を首差振り切って優勝。
 「絶対に外からブエナビスタが来ると思っていたから、先頭に立ったときは、なんとか凌いでくれ!と思って必至に追いましたよ」と蛯名騎手。 0518_0304
 一方、ブエナビスタの岩田騎手は「直線でもっと楽に前に取り付くことが出来ると思ったんですが、意外に手間取ってしまって・・」と、肩の力を落としていました。
 勝ちタイムが1分31秒9、昨年のブエナビスタが接戦をモノにしたときの時計が1分32秒4。結局、このマイル戦の超高速決着に対応できたかどうかの差が結果に出てしまいました。ブエナビスタにとっては1年ぶりのマイル戦。どんな馬でも、どんな強い馬でも、今日はどれくらいの距離を走るかなんて、わかるわけがないのですから、いつも2000m以上を走ってきたブエナビスタに、いきなりマイル戦、それもレコード決着に近い時計の勝負は、あまりに可愛そうでした。
 それでも首差2着と詰めよったところに、女王ブエナビスタの稀代の女王たる所以があるわけです。もう、マイル戦を走るようなことはないと思いますが、優勝したアパパネ以上にブエナビスタの力走が心に強く残るレースでした。
 東京のマイル戦ということで、2戦2勝のアプリコットフィズに密かに期待を寄せていたのですが、まるで凧糸が切れてしまったような走りでシンガリ。時計は自らがクイーンC優勝で計時したときと同じ1分34秒4。0518_05当時、ラスト3ハロンを、余裕を残して35秒1でしたが、今回は37秒3。2秒以上も遅い時計。あのときのアプリコットフィズの姿はありませんでした。彼女になにがあったのか。
 「なにかキッカケが必要なのかも知れない」と武豊騎手。本馬場の調教は文句なしの素晴らしい動き。内と外から馬体を併せられると、闘争本能が消滅してしまうのが現在のアプリコットフィズのような印象があります。
 小島太調教師もお手上げといった感じのようですが、諦めず彼女の復活走を待っているファンは少なくないはずです。思い切って逃げるとか、最後方から直線勝負に賭けるとか、メンタル面等の治療も必要のような気がします。そのときこそが、アプリコットフィズの本物の姿のような気がしています。0518_06

05:10 午後 |

2011年5月12日 (木)

ああ、あと1点が運命の分かれ道だったWIN5の顛末!($・・)

0512_02_01_2 長い間、競馬に携わっているといろいろなことがあるものです。4月からスタートした話題の『WIN5』。最高額が2億円という金額に引かれてチャレンジ。とは言うものの的中させるとなると、これが中々思い通りにはいかないもので、5打数4安打だったり、5打数3安打だったり・・・。
 先週の5月8日のシリーズも、実に惜しい、実に悔しいものでした。この日も3場開催のために、東西の10レースからスタート。
 まず、京都10レースの白川特別。1000万クラスで力の拮抗したメンバーが揃ったものですから、◎○▲の3頭をマーク。次の東京10レースのブリリアントSは◎に自信があったので◎○の2点。新潟11レースの新潟大賞典はいつも波乱含みなので◎○▲の3点。京都11レースは◎○の2点。そしてNHKマイルCは◎○▲の3点。
トータルしてみたら1万円を少し超えた金額に納得ができず、仕方なく最初の京都10レースの▲をカット。トータル7200円で合意したのですが、これが運命の分かれ道だったとは、この時点では気が付きませんでした。
最初の京都10レース白川特別のパドックをテレビで観てショック。◎のワイズミューラーがゴツゴツした明らかに不自然な脚の運び。これは間違いなくコズミがモロに出ている感じ。これでは買えない。▲のバアゼルリバー(3番人気)が張りのある馬体で動きスムーズだったことから、◎と▲をチェンジしてくれ~と、思ってもあとの祭り。
結局、この京都10レースの▲の切りが致命的で、そのあとの東京10レースからは4レース全部的中。
私の印は▲◎▲◎▲で、払い戻しが50万8690円也。ああ、獲れていたWIN5なのに、実にもったいないことをしてしまったものです。
開始以来、2度目のWIN4という顛末でした。

04:24 午後 |

東池袋大勝軒・山岸会長がチャリティJAZZライヴで、ケーキを前に喜寿の笑み(*^_^*)

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 4月28日、品川プリンスホテル・ステラボール。この日はTBSラジオ主催、東池袋大勝軒が特別協賛の「東日本大震災」チャリティJAZZライヴ『NIGHT OF DREAMS』が行われました。
 また、この日は、東池袋大勝軒の会長でラーメン業界伝説の人でもある山岸一雄さんの誕生日。77歳の喜寿を迎えためでたい日でもありました。
 大きなケーキにイチゴが盛り沢山。その上に「山岸会長 お誕生日おめでとうございます」のミルクチョコのプレート。ニコニコ顔が絵になる山岸会長とはいえ、この日は格別の観がありました。0512_3_3
0512_2_3  私は山岸会長が大ファンでもあるフランク永井さんのドーナッツ版レコードをプレゼント。発売した当時のジャケットをそのままで、CDにしたものを数々のヒット曲がタイトル10枚を送りました。フランク永井さんのカラオケが大好きという山岸会長。是非ともまたご一緒に!というと、ニコニコと嬉しそうな顔。
 会場はほぼ満員状態。ピアノの国府弘子さんと、そのスペシャルトリオ。そして、天才的サックス奏者の矢野沙織さん。フルート奏者のeLioさん。熱唱だったご存知マリーンさん。JYZZが好きな山岸会長も大満足の記念すべき一夜となりました。

02:01 午後 |

2011年5月11日 (水)

父に届けと発奮したグランプリボス!見事な弔い合戦でGI制覇!!

0511_02  スプリングS4着、ニュージーランドTが3着と、歯がゆい思いをさせていたグランプリボスが、GIということで目覚めたのかNHKマイルカップを、あっという間に突き抜けました。
 次々に背中の相方を替えているグランプリボスは、NHKマイルCを予定通りウィリアムズ騎手を指名。馬体も500Kまで絞り込んで一寸の狂いもない仕上がり。どこでウィリアムズ騎手が仕掛けて出るのかが、ひとつのポイントでした。
 というのも、フォーエバーマークにテイエムオオタカとリキサンマックス。主導権を取りたい馬が多く揃って、どう考えてもハイペースになると考えたのです。グランプリボスにとっては、仕掛けのタイミングさえ間違わなければ当然チャンスでした。ただし、もしコティリオンと同じ位置にいて、そこからヨーイドンの追い比べになると、毎日杯でレッドデイヴィスに首差まで肉迫したラスト33秒台のコティリオンの末脚に屈するかも知れなかったのです。
ということは、コティリオンよりも一歩早目にリードを取って、その勢いでゴールを目指すことが優勝への条件のように思えました。グランプリボスのウィリアムズは何度もグランプリボスの録画を見て、騎乗方法、レースの位置取りを研究したというのですから、まずは彼の努力が報われました。
1分32秒2は昨年のダノンシャンティが記録した1分31秒4には及びませんでしたが、過去10年で2番目に速い時計。反面、一昨年の優勝馬ジョーカプチーノが1分32秒4で圧勝したあと、ダービーに出走という強行軍が応えたのか右前の深菅を痛めて1年5ヶ月の休養。昨年のダノンシャンティも目指したダービーを骨折で取り消し。2着のダイワバーバリアンは、NHKマイルCから脚部不安でまだ休養中。4着のサンライズプリンスも屈腱炎でまだ休養中。5月には手術を施行する予定だとか。
そういった悪しきデータがあるものの優勝したグランプリボスには、なんとか無事で次走につなげて欲しい気持ちです。0511_01
父のサクラバクシンオー。NHKマイルCが迫った4月30日、心不全のために他界してしまいました。まさに今回のNHKマイルCは父サクラバクシンオーの弔い合戦だったわけです。バクシンオーの一番の代表産駒グランプリボス。貴重な父の血を、是非とも後継馬として伝えて欲しい思いです。
 今回のNHKマイルCは「もう少し枠順が内だったら・・」という小牧太騎手が悔しがりますが、最後方からラスト33秒4の強烈な末脚で迫ってきたコティリオン。破壊力はまさにGI級。秋に向けて成長が楽しみになりました。
 注目していた2戦2勝のヘニーハウンド。ピンナ騎手が仕掛けて好位置に付けたものの馬自身がファイト満々で、折り合いを欠き、直線は外から来られると失速。結果は12着でしたが、キャリア2戦でマイル1分33秒3。得るものは少なくなかったはずです。秋に向けての注目株です。

10:32 午前 |

2011年5月 6日 (金)

桜満開の新潟競馬場でしばし感懐!!被災地に届け愛の桜(^^♪♪

 今週の土曜日、5月7日に再び越後路、新潟競馬に出掛けてきます。BSNテレビ・新潟放送の新潟競馬中継『ワンダフル競馬』(15時~)の解説です。
 先々週の土曜日、4月23・24日に突然決まった福島競馬の代替開催。これにBSNテレビも応援。中継が決まり私も新潟に急遽出張。今年初めての新潟でしたが、新潟競馬場の馬場一面に広がる薄桃色の木々。桜の花が満開でした。0505_02_2
 新潟競馬開催中に桜の花が満開という光景を見ることは、まずないことでしたが、今年の冬が例年以上に厳しく長かったことと、東日本大震災の影響による福島から新潟の代替開催。満開の桜を見るにつけて気持ち的には複雑でした。0505_04_4
 東北、被災地にも遅い春がやってきたそうです。津波で流された桜の木も多く、平和だったいつもの光景とは別世界のところも多かったとか。早く以前の姿を取り戻し、満開の桜の下で、多くの人たちと一緒に、桜の花見を味わいたいものです
 また、新潟競馬が6日間延長されることになりました。5月28・29日から3週に渡る6月12日まで2回新潟として、新潟開催が続けて行われる予定です。

 久しぶりに再開したBSNテレビ『ワンダフル競馬』の出演者、スタッフ。皆さん元気でホッとしました。恋する旅人というBSNの水島知子アナウンサー。今年もまだ旅をしているようです。0505_01_2

03:45 午後 |

2011年5月 5日 (木)

やはり4歳軍団のワン・ツーだったけど、自信の◎エイシンフラッシュに勝たせたかったな~(T_T)

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0505_01 古馬戦線の春の陣、最高峰の143回「天皇賞」は、本当に自信があったのですが、惜しくも2着と涙を呑んでしまいました。
 今年の天皇賞は、折からの4歳軍団旋風が勢いを増す中での一戦。ゆえに4歳馬が10頭も出てくる大変珍しい天皇賞となりました。
 私の予想もその4歳馬の中から優勝馬が出る!という見解で、もし2、3着を脅かすのであれば、本格化した6歳馬、単騎で先行するナムラクレセントしかいない、という見方をしていました。
 結果は、やはり4歳のヒルノダムールが優勝。外から肉迫した期待のエイシンフラッシュが半馬身差届かず2着。逃げ残ったナムラクレセントが3着。圧倒的人気のトゥザグローリーが13着。2番人気のローズキングダムは11着と凡走。また、4番人気のペルーサが8着と期待を裏切ってしまいました。

 そもそも芝3200mを走る天皇賞は、まず間違いないという確固たるデータがあるものなのです。例えば、過去10年の中で、1番人気で優勝したのがテイエムオペラオーとディープインパクト。この2頭しかいないのです。この2頭は殿堂入りの歴史的名馬。それくらいの名馬でないと、天皇賞で1番人気には応えられない。それゆえGIが7、7、3着で無冠のトゥザグローリーは、まさにデータから優勝という文字が消える馬だったのです。
 もうひとつ、春の天皇賞で重要なことが年齢。ビッグゴールドとマイネルキッツの7歳馬が2着(過去10年)だけ。そのマイネルキッツにしても今年は8歳。この年齢では連対はおろか3着も4着も5着もなし。昨年のように相手に恵まれたというならともかく、強力4歳軍団の前では無理という結論で無印。
 4歳馬の中ではペルーサが、昨年の菊花賞を回避。距離に自信がなかったからで、いきなり3200mという距離では厳しい戦いが予測できました。また、ローズキングダムは昨秋からハードな日程続きで疲労が気がかりでした。まして、今年は1週延びた日経賞・芝2400mをチョイス。同じ週であれば、400m短い2000mの大阪杯のほうを選択すべきではなかったか、とも考えました。
 一方で、ヒルノダムールは昨年追いかけ続けた馬で、ダービーが9着、菊花賞が7着。大阪杯の結果からもベストが2000mで、3200mはやや距離に不安がありそうだとも思いました。0505_02
 となると、エイシンフラッシュ1頭しかいないのです。あのダービーでラスト32秒7という強烈な神業的破壊力は、只者ではない馬なのです。ただ、勝負の運をダービーで完璧に使い果たしたのか、菊花賞前に不安が発症。仕方なくパス。そして、ジャパンCではブエナビスタの斜行を、モロに受ける形で敗退。それならばということで、臨んだ有馬記念はスタートで致命的な大出遅れ。余りにもダービー後はツキがありませんでした。
 今年は休養明けの大阪杯で3着。これは青写真通り。本番の天皇賞に向けて、きゅう舎のスタッフ、そして騎乗する内田博騎手が、目標に向けてひとつになっているような印象を受けたものです。
 前日のイベントでは、周りでマイネルキッツを支持する声が多い中で、私は自信を持ってエイシンフラッシュを強調。ダービー馬が翌年の春の天皇賞に出てきたケースでは、番組が改変後、なんと5勝で勝率5割、2着が1回というデータがあることを訴えました。
 にもかかわらず、エイシンフラッシュはヒルノダムールに半馬身差2着に敗退。勝ち馬は2番枠を引いて、藤田騎手がインをピッタリと追走。逆にエイシンフラッシュは15番枠で、前に壁を作れず、常に外を回るような不利な条件。この枠順の内と外の差が大きかったと思います。
0505_03 前半の1000m通過が64秒2、2000mは2分8秒7。逃げる予定のナムラクレセントがスタートで出遅れたために超スローペース。団子状態で進む形。レースの前半は各馬が入れ替わり立ち替わり先頭。中盤からナムラクレセントが主導権を主張して先頭にたったものの最後は決め手の差が出て、ヒルノダムールが内から抜け出し、外からエイシンフラッシュが急追。3分20秒6の勝ちタイムは過去10年でもっとも遅い時計となりました。
 それにしても、△ヒルノダムール◎エイシンフラッシュ▲ナムラクレセントで、3連福2万5530円、馬連6810円は美味しい配当でした。

02:12 午後 |