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2009年6月25日 (木)

6月21日、今年もまた年齢を重ねて思うこと・・

 6月21日、今年も年齢を無事に重ねることができました。さすがに医者要らずの頑強な私でも年齢を重ねると、いろいろと身体的トラブルが起きてくるのは仕方がないことだと思いますが、昨年末からの腰と足の痛み
で、関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。仕事場で、競馬場で、イベントで、そしてラジオやテレビで支えて頂いた多くのスタッフの方々、出演者の皆さん、友人、そしてご支援して頂いているファンの皆様、心から感謝を申し上げます。
 先日、私の卒業した調布市立調布中学校の同窓会が、調布駅前のホールでありました。同期の仲間に会うのは8年ぶりのこと。さすがに、8年前に比べると出席者は少なくなったものの、それでも180人近い同期が集合。同学年が600人くらい在籍したマンモス中学。懐かしい顔がそこら中にあったのですが、中には先生か生徒か判別が困難な同期もいて戸惑うことしきり。
 そして、不幸にして事故や病気で、命を落としたり、行方が誰一人も知らない不明者も数多くいて、胸が痛い思いをさせられました。なにはともあれ、命あってのこと。人生、生きているだけで“めっけもの”なのです。
0906261  私は壇上に上げられて、競馬の醍醐味と、予想をひとくさり。「競馬を知らないで、実際に観たこともない、馬券も買ったことがないで、一生を終えるなんて絶対に損。東京競馬場が近いんだから、1度くらいは競馬場のライヴにいきましょう」と、東京競馬場のピーアール。
「絶対当たる馬券を阿部クンが教えてくれるのなら行くー!」という、グサリとくる合いの手も女子? から入り、思わず苦笑い。
 中学の同窓会は、これまで何回か回を重ねてきましたが、これほど熱心に会を催している学年も大変珍しいとか。中心になって動いているそれぞれの担当者の方のご苦労が忍ばれます。そういえば、中学3年時の卒業式の後、クラス会の担当者に選ばれたのは、私だったような気がするので、何か申し訳ない気持ちです。
 この日の同期会で、隣りにいた女子とよく話しているうちにこんな衝撃的な発言。「私ね、阿部クンと同じ小学校だったのよ。覚えている?!」
 「えー!! 小学校って、僕は杉並区立高井戸第3小学校卒業だよ」
 「そう、そうなの。私、調布から電車で通っていたもの。ただ、中学に入ってから顔を合わせてもスーと行っちゃうし、なんか無視されているようで、ああ、私のことが嫌いなんだ・・と思ったわけ」
 「そうなんだ。まったく気がつかなかった。それはそれは本当にゴメンなさい」
 「ううん、いいの。3年0906262間クラスも違っていたから・・」
 と、年輪を重ねて、初めて言える、あるいは知る事実もあったり、本当にいい仲間たちです。星の数ほど語り明かした現在の親友たちも中学来の同期。
 人生という年輪を同じ時期に、喜びも苦しみも共に重ねてきた仲間たちだからこそ通じあえる何かを改めて痛感。昭和という時代に時間を共有した素敵な同期でした。
 

06:05 午後 |

見る目がないのか、それとも開幕週のマジックなのか!?

 阪神開催オープンのマーメイドSは、1番人気のベッラレイアが4着。2番人気のリトルアマポーラが3着。優勝はなんと昨年の愛知杯16着以来の実践だった9番人気コスモプラチナ。主導権を楽々取って、そのまま文句なしの完勝でした。
 マーメイドSはハンデ戦になってから3年、1番人気は散々な成績。2着はおろか3着もないのです。それでも、ベッラレイア、リトルアマポーラであれば、なんとか2着以内には入れるだろう、という読みがあったと思うのですが、あまりの不甲斐なさにショックを受けた方がいるかも知れません。
 それはそうです、今回の1、2番人気はともに休養明け3走目の走り頃。リトルアマポーラなどは、昨秋のエリザベス女王杯で、カワカミプリンセスを破っているほどの馬。順調なステップを踏んで来た馬が、半年ぶりの実戦で、どうみても格下のコスモプラチナにアッサリ後塵を浴びるなんて、なんとも摩訶不思議です。
 勝ち馬は一昨年、7月の1,000万佐渡特別を勝って以来、14戦し昨年の新潟、天の川Sを勝ったものの、勝ち鞍はこの1勝だけ。あとの13戦は2着もなければ、3着もない頭打ちの馬だったのです。そんな馬が半年も休んで、いきなり重賞制覇。先手をとるとしぶとい? 昨年のエリザベス女王杯が主導権を取ったのに17着と大差負け。もちろん、当時の優勝馬はリトルアマポーラ。更に、暮れの愛知杯でこれまた先手を取ったもののズブズブの16着。6歳という年齢から繁殖入りかと思われたのでしたが、今回の快挙は競走馬の持つ不思議さをまざまざと見せつけられました。
 不思議さと言えば、日曜のメイン、福島テレビオープンも意外な結末でした。昨年、1月のダート平安S以来の実戦だった10番人気のトーホウレーサーが、劇的な逃げ切り勝ち。芝4戦1勝で、芝の対応力はともかくとして、1年5ヶ月ぶりの馬が、ポンと先頭に立って、そのまま押し切ってしまうのですから、これまた摩訶不思議。馬体も休養明けの前走をまたしても上回る538Kの、いかにも急仕上げ的体つき。芝の1勝がニュージーランドT。そのときが11番人気での勝利でした。
 各騎手も開幕週は、逃げ、先行馬に有利だと分かっていながら逃がしてしまう、こころの甘さ。とくに先行力がありながら、行かなかった消極的な騎乗には、私からペナルティー賞を、上げたいくらいです。

03:24 午後 |

2009年6月19日 (金)

安田記念の良馬場発表は間違いか!でないとエプソムカップの勝者シンゲンはウオッカ以上だ!!

 エプソムカップは2番人気のシンゲンが、1番人気のヒカルオオゾラ以下を圧倒。新潟大賞典の楽勝が本物であったことを実証しました。
 中団待機から直線外目に出すと、手応え十分に直線先頭に立ったヒカルオオゾラを、ゴール前、並ぶところなく捉えて完勝。3着に2頭から2馬身も離れてキャプテンベガ。
 驚いたのは時計の優秀さ。芝1,800m1分45秒5。昨年優勝したサンライズマックスが7年ぶりに1分45秒台。そのサンライズの時計よりも優秀で、なによりラスト3ハロンが34秒2。まさに完璧なのです。
 それは、途中のラップ表示を見ても納得。半マイル通過が46秒7で平均ペース。ところが、ラストの半マイルが46秒6。ちなみに、同じ良馬場発表だった安田記念が、半マイルが45秒3、ラスト半マイルが48秒2。1秒6も安田記念よりも速いのです。それもそのはずです。エプソムカップの1,600m通過が1分33秒3に対して、安田記念は1分33秒5の優勝タイム。
 11秒3-11秒2-12秒2だったエプソムカップ。安田記念が12秒1-11秒6-12秒4。これで明らかなように、時計だけ見てレベルの高さを計るとしたら、断然エプソムカップ。だとすれば、エプソムカップで優勝したシンゲンは、ウオッカ以上に強い内容だとも言えます。いや、確かに秋の天皇賞は最大の惑星馬、あるいは有力馬になっているかも知れません。
 それにしても、何故、同じ良馬場発表なのに、時計がこうも違うのでしょうか。これは安田記念が多く水分を含んだ馬場だったのでしょう。実際、安田記念は馬場に脚をとられたと言うことを、敗因にあげるジョッキーが多くいました。飛んできた泥を顔やヘルメットにつけながら、引き上げてくる騎手をだいぶ目にしました。
要するに、良馬場発表でも実際は、やや重馬場に近いとみています。ゆえに、勝ち馬検討の際は、安田記念もエプソムカップも新聞紙上では良馬場表記ですが、安田記念はマイナス1秒くらい引いて、考えたほうが良いと思います。
 JRAも安田記念の良馬場発表を、やや重馬場に変更するくらいの英断が欲しいところです。

06:06 午後 |

2009年6月17日 (水)

6月18日(木)23:30 フジテレビ『ニュースJAPAN』で競馬と麻生政権?!

 あくまでも予定ですが、実は、なんとフジテレビの「ニュースJAPAN」に出ちゃいます。「ニュースJAPAN」といえば、あの超美人アナウンサー、滝川クリステルさんがメインキャスターの番組。私もほとんど毎日欠かさず見ているお気に入り番組です。
 その人気ニュース番組に、私が出演?! 当然です、その疑問も。私もわかりませんでしたが、番組のD氏は「麻生政権の支持率と解散時期とのタイミングで、なにか競馬と共通する部分を感じまして・・」とのこと。
 確かに、競馬には支持率というものがついて回るし、勝負どころ、仕掛けのタイミングが重要なポイントです。そのことを踏まえて、麻生政権の私の評価ということになりました。
撮影は東京競馬場。パドック、本馬場入場から返し馬。レース、騎手の取材。カメラは追っていきます。
 3回東京最終日で最終レース終了後の本馬場解放。夕闇の雨空は時間の進み具合が早く、あたりは暗闇が駆け足でやってきました。本題の競馬から麻生政権の評価へと、番組は進みます。
 詳しくは、6月18日、23時30分。フジテレビ「ニュースJAPAN」をご覧下さい。ただし、ニュース番組ですから突発性の出来事があった場合、延期になることもあることをご承知下さい。
 麻生政権にかかわることとはいえ、競馬が定時の人気ニュース番組で扱って頂けたことに、競馬に携わる一人として、番組スタッフの皆様に心より感謝致します。

04:51 午後 |

牝馬9歳! バトラーよ、貴女は神か!? 驚愕の快走マリーンC

0906171  6月10日、水曜日。船橋競馬場。この日のメインレースは牝馬限定の「マリーンカップ」でした。平日だというのに結構なにぎわい。さすが重賞だ、というより、この日の主役は、ご存知、人気者の白毛の「ユキチャン」。
 ホワイトカレーにホワイトスパゲティー。白あんこの今川焼き風等、レストランや臨時の出店も人気のユキチャンに合わせて準備万端。
 ところが、そのユキチャンはスタートでダッシュがつかず、後方に置かれる展開。このままではマズイと思ったか、武豊騎手が3、4角で外からスパートして、5、6番手の好位置に進出したものの追ってから伸びを欠き、結局6着に敗退。「スタートが全てでした」と唇をかむ武豊騎手。
 過去、マリーンカップは、JRAか船橋勢で決着。それも4歳か6歳馬。エンプレス杯で2着の船橋シスターエレキングに、3着のJRAヤマトマリオン。このとき6着のユキチャン。これらのエンプレス杯組は、いずれも3ヶ月半ぶりの実戦。そのことを重視して私の予想は1,600万の高瀬川Sを勝ってきたJRAの4歳ストーリーテリング。1,600メートルが未知でしたが、高瀬川Sで折り合っていたことを重視。しかも男馬を相手に戦ってきたことと、騎乗者がリーディング1位の内田博騎手にバトン。4歳の勢い、上昇度でいけると判断して、私は強気の本命。
 ところが、事件は起きました。JRAの9歳馬メイショウバトラーが早目の追走で、4角で先頭に立ったストーリーテリングに、必至に馬体を併せてこようとするのです。それは長い間、キャリアを積んできた女が「まだ負けるもんか。小娘なんかに!」と言わんばかりに、熟女のど根性を見せて・・。しかも、アッサリと2馬身半差。驚きました。たま消ました。9歳牝馬が重賞制覇。これは事件です。時計は平凡でしたが、優勝ですからたいしたものです。人間ならアラフォー世代?! こうなりゃ、来年も出てきて連覇。高齢馬の記録を作ってほしいものです。
 それにしても、久々が響いたのか1番人気のJRAヤマトマリオンが3着。ユキチャンの凡走といい、驚きと、ため息と、マリーンカップは今年もドラマチックに幕を閉じたのでした。
 この日のfuna1メンバーは、アイドル的、長谷川麻衣さんは舞台出演で、急遽欠場でしたが、他のメンバーは集合。竹山まゆみさんの名司会でかなり盛り上がりました。
0906172  帰りに検量室横で、石崎駿騎手と遭遇。マリーンカップは船橋ベルモントプロテアに騎乗し5着。「ユキチャンが行ったときに一緒に動いて行っちゃった。もう少し我慢ができたら良かったけど・・。でも、良くなっているから走ってきますよ」と、石崎駿騎手。たまには中央でも乗りに来て・・というと、
 「はい、いつでも!」と明るい石崎駿騎手でした。

11:25 午前 |

2009年6月10日 (水)

ウオッカは優れた名マイラーなのか、それとも・・!?

 安田記念は、やはりというべきか、当然というべきか、1・8倍の断然の支持を集めたウオッカが優勝。わずかの差でライバル視されたディープスカイが2着。直線で苦しい位置に入り、前が開かない状態だったものの一瞬のスキをついて、ゴール前で抜け出したディープスカイを差し切った勝負強さ、そして底知れない地力の高さ。まさにウオッカには脱帽でした。
 良馬場発表とはいえ、各ジョッキーが帽子に前の馬が跳ね上げた泥が飛び散っている状態。明らかに馬場状態判定のミス。やや重馬場が妥当な判断でしょう。そういう馬場状態で、主導権を叩いて叩いてやっと取ったコンゴウリキシオーが、前半33秒4で、半マイル通過が45秒3。猛烈なハイペースです。ウオッカは中団の内で、いつでも好位に上がれる位置。ライバルのディープスカイも、ウオッカを意識してか中団をキープ。
 ところが、ディープスカイはこの日、馬体重が524K。休養明けだった前走の大阪杯よりも14K増。ジャパンCよりも6K増程度だったとはいえ、やはり、どこかゆとりがある馬体造りに映ったのです。このあと、宝塚記念があることから、ああ、そういう仕上げだったのか。と納得。マイル戦も1年ぶりだし、まあ、ここはウオッカに譲ろう、という気配に感じられたのです。
 戦前、私はウオッカが中2週、自己ベストの1分32秒4の持ちタイムで力走した後でもあり、負けるかも知れない、との思いがありました。
 実際、栗東トレセンでウオッカの馬体を、逐一、見続けていた細江純子さんも、「どうもウオッカの筋肉の付き方が、ヴィクトリアマイルのときに比べて淋しく見えるし、調教でも脚が流れる感じ。心配です」と、不安な表情。
 と、すると中2週のローテーションが、重くのしかかってくるかも知れない。私は想定した事態に、なるほど、と膝を打ったのでした。
 しかし、結果はウオッカの完勝。雨で少し渋った馬場も問題なかったのでした。これでマイル戦が7勝目。9戦7勝2着2回なのです。昨年の安田記念を含めマイルのGIは3勝目。
 もし、万一、ウオッカが秋にGIを手にすることが出来なかったら、年度代表馬のスプリンター部門の金メダリストになるのでしょうか?! まさか、ですが・・。
 また、宝塚記念は昨年2月の京都記念(6着)以来の右回りになるのですが、それとも回避して秋の天皇賞に備えるのでしょうか。鬼門とされる右回り、克服してこそ年度代表馬、とも思えるのです。
 今回の安田記念は、本格化と見たホッカイカンティに期待したのですが、どん尻18着でした。「3、4コーナーの馬場の一番悪いところで、トモを落としてバランスを崩しました」と、石橋脩騎手。それに直線スマイルジャックが内に切れ込んで、ラチ沿いを通ったホッカイカンティが大きな不利。残念です。東京マイル戦、休養明けで馬体が20K増の状態で1分32秒7を計時した馬。また私は追いかけます。執拗に・・。

11:27 午前 |

2009年6月 9日 (火)

6月10日は船橋にあのユキチャンに会いに行こう!!私を含めfuna1メンバーも集合だよー(^^♪

 6月10日(水)は船橋競馬場で、第13回「マリーンカップ」jpnⅢが行われます。牝馬オープンによるダート1,600m。
 何といっても、ダート、牝馬となるとJRAの代表格はユキチャン。真っ白な馬体、そうです「白毛」馬なのです。“白毛の馬は走らない”という定説が常識化していましたが、その定説を破ったのがユキチャン。昨年の関東オークスが圧倒的強さで独走。クイーン賞、TCK女王盃で2着。前走のエンプレス杯で6着の後、このマリーンカップまで待機。3ヵ月半ぶりの実戦。再び武豊騎手を迎えて快走が見られるでしょうか。
 また、JRAの“お局”メイショウバトラーも参戦。昨秋はジャパンCダートにも出走した熟女。既に9歳の夏。アラナイン?なのです。競走馬の9歳といえば、以前は10歳馬として数えられました。さしずめ人間ならアラフォーということでしょうか。
 若き姫ユキチャン対お局の戦いは、さぞかし見物です。これに、待ったをかけるのがクイーン賞、TCK女王盃優勝の6歳ヤマトマリオン。前走のエンプレス杯でも3着と力走し、存在をアピール。円熟期の豪女です。
 JRAからは準OPの高瀬川特別を勝ちあがってきたストーリーテリングが参戦。まだキャリアが9戦の4歳馬。今回は内田博騎手を迎えて、勢いを結果に結び付けられるかも知れません。
 迎え撃つ地方側は、船橋の4歳、シスターエレキング。前走のエンプレス杯で果敢に主導権を取り2着。ユキチャンやヤマトマリオンに先着。昨年のロジータ記念の優勝馬でもあり、職人桑島孝春の手腕のみせどころです。
 この日は、船橋競馬場で午後からfuna1メンバーによるトークイベント。もちろん、私も出演します。司会は竹山まゆみさん。庄司典子さん、岡部玲子さん、長谷川麻衣さんという豪華、美人女性陣も顔を揃えます。

08:15 午後 |

2009年6月 3日 (水)

バケツをひっくり返しちゃったスコール的大雨に、ああ、一年の思いが・・(>_<)

 それは、収録を撮り終えた時でした。ポツンと大粒の雨が。
「お、来たな!」と、スタッフのひとりが空を見上げながら呟いたのです。それからでした。ものの数分でシャーと大きな雨粒が落ちてきたのでした。
 この日は、競馬の祭典「日本ダービー」。私はBSフジの競馬中継に出演。本番は14時から16時までの2時間バージョン。番組の頭のところを、事前収録しましょう、ということで、東京競馬場の正面入り口を入ったところから撮影。まだそのときは雨がなく、いい感じだったのですが、OK! の一声で、戻ろうとした矢先から、雨の襲来が始まったのです。結局、この雨で晴れていたときの収録は使えず、ぶっつけ本番になったのはいいのですが、予想外の激しい雨。まさに、それはスコール的大雨。みるみる内にダートコースは雨で光だし、水が浮く浅瀬のような状態。芝やや重からスタートした芝コースは重馬場に変わり、そして不良馬場に変身。
 木曜日からの雨で、馬場状態は良くならないと考えていた私も、予想以上の雨の襲来に困惑していました。
 そんな中で、ダービーのファンファーレ。何年見ていてもこのときは胸がドキドキするものです。逃げるのは恐らく武豊リーチザクラウンだろう、と予測していたのですが、真ん中から飛び出して行ったのがジョーカプチーノ。スタンド前の歓声に応えるようにスピードを、落とさずグングンと行きます。大きく離れた2番手にリーチザクラウン。これはこれで単騎の形。そのあとに内で楽について行くロジユニヴァース。ゴールデンチケット、マッハヴェロシティ、アントニオバローズが好位を追走。アプレザンブレーヴとトライアンマーチが中団。後方にはアンライバルドとセイウンワンダー。
 1,000m通過が59秒9。半分の1,200m通過が1分12秒3と、ひどい不良馬場とは思えないほどのハイペース。もう4角でバタバタ状態のジョーカプチーノを飲み込んで先頭に踊り出たのがリーチザクラウン。内をすくってロジユニヴァースが接近。そしてアントニオバローズ。直線中程からロジユニヴァースが先頭に立つと、後続との差をグングン広げて4馬身差の独走でゴール。してやったりの横山典騎手がガッツポーズ。
粘りこんだリーチザクラウンが2着。好位置からしぶとく追い上げたアントニオバローズがナカヤマフェスタ、アプレザンレーヴの追い込みを退けて3着。
 注目の1番人気アンライバルド、セイウンワンダーは空しく12、13着。後方から末脚を生かす馬にとっては、あまりにも過酷な厳しい状況。実際、4角で外を回って鋭く伸びてくる馬はこの馬場状態では皆無。外を回り後方から追い込んだ馬たちは、4着と大健闘のナカヤマフェスタ以外、いずれもラスト3ハロンが40秒台という異常さ。それゆえ直線はドスンドスンの馬力の我慢比べ状態。
 ある人に言わせると、これほど馬場状況が悪化すると、先行して経済コースを走っていたほうが有利。馬場の内側は踏み固まって、脚を取られるコース外よりいいとのこと。アンライバルドやセイウンワンダーの撃沈をみると、なるほどと思ってしまいます。横山典騎手は、インの経済コースをぴったりと3番手で追走。さすがです。
 それにしても、不良馬場のダービーは1969年以来とのこと。ダイシンボルガードとミノルで1、2着。ファンの多かった良血、尾形きゅう舎の四天王、ミノルは不安のあった道悪の悪条件を克服。見事な2着と健闘しました。優勝したダイシンボルガードは短距離系イーグル産駒。6番人気での優勝によほど嬉しかったのか担当の石田きゅう務員が、レース中にもかかわらず、コースに飛び出し万歳ポーズ。
 ちなみに、このときの的中枠番1=6は、私、いわゆる代用で的中。雨の中で馬券を握り締めていたことを覚えています。
 ん!? 1=6! 今年のダービーも1=6。その前の不良馬場のダービーは、1965年、キーストンとダイコーターのライ0906031_2バル決着。枠番は、おお、やはり1=6。そうかー、不良馬場は1=6の枠番を買えばいいんだ。と、納得。
 スコール的大雨がもたらした第76回日本ダービーの顛末。重い印をつけた馬のあまりの走らなさに、正直、かなりショックを受けています。1年がかりの予想だったわけですから・・。
 ただ、BSフジでご一緒した新アシスタントの西島まどかさんの笑顔に、少しは救われた思いです。

02:42 午後 |