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2009年5月29日 (金)

31日の決戦の日、BSフジにあの美女が登場!6月3日は船橋競馬場でスペシャル東京ダービーだ!!

 今週5月31日(日)は東京競馬場で第76回「日本ダービー」。3冠を目指す皐月賞馬アンライバルドか、皐月賞で圧倒的支持を集めたロジユニヴァースの巻き返しはあるのか、青葉賞優勝のアプレザンレーヴも虎視眈々。昨年NHKマイルCで優勝し、ダービーも制したディープスカイと同じステップを歩む好タイム勝ちのジョーカプチーノ。天気予報から馬場状態は微妙な印象。木、金、土曜と降り続いた雨が残り、新たな馬が台頭してくることも・・。
 ところで、BSフジでは、この日、14時から16時まで「BSフジ競馬中継」が放送されます。他では見られない独自の番組作りを目指すユニークな番組。この番組に私も出演させて頂きます。
 今回はアシスタントがこれまでの森ちえみさんから、ため息が出るほどの噂の美女、西島まどかさんが新アシスタントで登場。「万券コーナー」での私とのからみを、とくとご覧下さい。
 さて、ダービーはダービーでも地方競馬では、6月3日(水)に「東京ダービー」が行われます。そこで、funa1ナビゲーターの私はじめ6名が、船橋競馬場のスタンド前のステージで行われる「東京ダービー」予想トークショーに出演。トゥインクルレースのために午後18時30分頃を予定しているとか。
090529  この日は、大井競馬場パドック前からfuna1のナビゲーターの荘司典子さんと、まだ競馬新人の光永隆志さんが、船橋競馬場と結んでのトークショー。
 船橋競馬場には、お馴染みの岡部玲子さん須田鷹雄さん、タレントで競馬新人の長谷川麻衣さんと私。初夏の夜を大いに盛り上げたいと思います。
 是非、6月3日の夜は、船橋競馬場に集合して下さい。funa1メンバーがお待ちしています。
ちなみに、写真は長谷川麻衣さんのスマイルポーズです。

02:47 午前 |

2009年5月28日 (木)

カタかった!?いや、これは奇跡に近い出来事だぁ~!!

 オークスは1、2番人気のブエナビスタにレッドディザイアで決着。4番人気のジェルミナルが3着。しごく順当な結果となりました。ちなみに、6番人気のブロードストリートが4着で、3番人気ディアジーナが5着。5番人気のデリキットピースが6着。上位6番人気までがすべて上位を独占。
 3連単が2,430円。そのわりに3連複が1,250円とは、ファンの方もあまりの低オッズに比較できなかったのかも知れません。いずれにしても、3年前のカワカミプリンセスで3連単が16万4,300円。2年前がローブデコルテで3連単は5万7,000円。昨年がトールポピーで3連単44万360円。オークスといえば、3連単は高額配当が通り相場。今年はレアケースだったのでしょうか。
 ところが、4年前のオークスでは、オークス競馬史上、ドーンと輝く1、2、3番人気で決着。シーザリオ、エアメサイア、ディアデラノビアの3頭。単勝150円。3連単は3,330円。今年よりは配当面で恵まれました。
さて、今年のオークスですが、考えてみれば桜花賞とまったく同じ結果。3着まで桜花賞の再現となりました。結果的に人気通りだとしても、そんなことって、ありえるのでしょうか。
 桜花賞出走馬が8頭。他の9頭は桜花賞には不出馬。ディアジーナやハシッテホシーノのように、桜花賞を早々に回避。オークス1本だけに狙いを絞り込んできている馬もいるのです。桜花賞組とは未対決。しかも、阪神コースから左回りの東京コース。ブエアナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナル。3頭とも東京コースはむろん、左回りの経験がないのです。長距離輸送も初めての経験。そして、なんといっても、芝2,400mの長距離戦が初めて。そういう状況で、桜花賞と同じ結果になるわけがない、と、私自身も確信に近いものを持っていました。
 ところが、桜花賞そのものの結果だったのです。
 戦前から強力同型が不在、好枠に恵まれたヴィーヴァヴォドカの単騎逃げ。おそらくスロー。後方一気のタイプは厳しい競馬だろう、と考えていました。ブエナビスタは桜花賞と同じ脚は使えるだろうか? 初めての2,400mでラスト34秒を切るような脚は使えないだろう、と。
 が、ブエナビスタ提示した数々の課題、不安を、奇跡的な末脚で見事に打ち砕いたのです。予測通りヴィーヴァヴォドカの単騎逃げ。外からやや折り合いを欠くようにデリキットピースが接近。3番手にディアジーナ。2コーナーを回ると、先頭、2番手、3番手以下は間隔が開き、各馬は折り合いに専念。後方にレッドディザイア。その後ろ、最後方近くにブエナビスタ。前半の1,000m通過が61秒0、1,200m通過は1分13秒5。カワカミプリンセスが優勝したときが、前半5Fが58秒1、一昨年のローブデコルテのときが59秒1。それに比べても明らかにスロー。ブエナビスタは大丈夫か? スタンドにいたファンは誰もがそう思ったに違いありません。
 4コーナーで最後方グループにいたブエアナビスタ。安藤勝騎手は位置取り、前を走るライバル達の動きを見て、内をつこうか外に出そうか瞬時迷ったそうです。そして「これはヤバイな」と、仕掛けが遅れたことの悔いがよぎったとか。
 直線中程でディアジーナが早めに先頭に立ちかけたとき、レッドディザイアがもの凄い勢いで先頭。これは間違いなくゴールへ1番で入ると思ったときでした。大外から信じられない末脚で強襲してきたのがブエナビスタ。まさに周りの時間が一瞬だけ停止したかのような神業的な末脚。馬体を併せてゴールインした2頭。鼻差だけブエナビスタの勝負の執念が、レッドディザイアを上回っていたようです。ゴールが分かっている馬、そんな感じのするブエナビスタでした。ラスト3Fが33秒6。この奇跡の原動力を見たような気がします。レッドディザイアが2着で、3馬身離された3着がジェルミナル。桜花賞とまったく同じ結果。これも奇跡だと思います。

12:18 午後 |

2009年5月21日 (木)

BSNテレビ「ワンダフル競馬実況中継」の出演者は、最高にナイスな個性派揃いで今年も最終回!

0905211  新潟大賞典の5月9日(土)からスタートとしたBSNテレビ(新潟放送)「ワンダフル競馬実況中継」。今週の5月23日で今年は最終回。例年、レギュラーで解説しているせいか、故郷の実家に帰った気分で伸び伸びやらせて頂いております。それゆえ、毎年この番組は素の自分自身が出せるので、出演時間が来るのがとても楽しみなのです。
 それは影で支えて頂いているスタッフのご配慮もあるのですが、共演者が実にユニーク。MCの近藤文靖アナウンサーは、TBS系列のアナウンスの腕前を競う局アナ対決ではいつも優勝候補の一人で、実際、優勝された経歴を持つGI級のアナウンサー。まだ独身で、携帯電話を持たない頑固なところもあるのです。ガハハハ・・とよく笑い、とにかく明るいアナウンサー。テレビに出ながら、オシャレにはあまり興味がなく、衣装もこだわらない古き良き時代の日本男児なのかも知れません。
 誰にも優しく、腰が低い。趣味が競馬で、番組中に台本にはない「近藤さん、その予想を架空実況でやるとどんな風ですか」と、私が振ると「各馬4コーナーを回って、先頭は・・」と、躊躇なくやってくれる、本当にいい人なのです。隣りに座っていても楽しいのです。
 そして、今年から實石(じついし)あづさアナに代わり、アシスタント担当になったのが、BSNの綺麗系、オネエ系アナの水島知子アナウンサー。旅行が趣味で、一人旅でもずいぶん色々なところに出向いたとか。佐渡にも一人で住んだ経験もあるのだそうです。早く良き伴侶に恵まれることを祈っていますが、男性への旅行はまだ未知? だそうです。
 今回から初めてテレビの競馬担当になったせいか、配当読みにスムーズさを欠きましたが、額に汗する一面がまた何とも初々しさが出ていて、またまたファンになってしまいました。
 BSNといえば、番組で実況中継をしている星野一弘アナウンサー。独特のストレートコース新潟1,000mの実況は、恐らくこの方の右に出る人はいないでしょう。それは名人芸の域に達しています。TBS系列の各局対抗では、サッカー実況中継部門で優勝。名スポーツアナここにあり、という逸材ぶりを発揮して星野アナのファンから大喝采を浴びました。よくニュースの現場にも出て、名リポートを送ってくれています。今年は眼鏡を新調したのでしょうか。体に似合わず(失礼)オシャレな一面を見せています。
0905212  そして、パドック担当の若き二枚目、高橋知幸アナウンサーもいるのですが、ここでご紹介したいのは、新潟市内で歯科医院を経営。歯科医でありながら競馬の趣味が高じて、テレビで解説までするようになった新潟の有名人、いくのひろし先生。ポリシーは万馬券しか狙わないこと、通称、万馬券ハンター。このブログでも以前、写真つきでご紹介したのですが、100万、200万の予想をバシッと的中。穴党の私も羨む方です。そしていつもニコニコ顔で、スタッフからも愛されている、いくのひろし先生。今年の春は好調でNHKマイルCのジョーカプチーノが◎。相手の1頭にレッドスパーダ。ヴィクトリアマイルが惜しくも3着だったショウナンラノビアが本命。雨だったら1-1があるかも(2着ブラボーデイジー)と、ドキッとする予想も。
 足と腰が痛いといったら、早速、薬を送ってくれたりする、本当に優しい歯医者さん。治療もほとんど痛くないのかも・・と思ったりします。
 まあ、こんな素晴らしい仲間の共演者。今週で番組が今年最後とは、淋しすぎます。

12:17 午後 |

2009年5月20日 (水)

ウオッカ以外は重賞級のマイラーが出走していなかったのか、あまりに低次元のヴィクトリアマイル!

 「素晴らしい状態です。やっといいときのウオッカが戻ってきた感じです」と、追い切り後、明るく力強く武豊騎手はコメント。そのせいか単勝支持率が1・7倍。昨年の2・1倍を上回るダントツの人気。
第4回目を迎えた「ヴィクトリアマイル」は、さながらウオッカの相手探し的様相。2番人気カワカミプリンセスと、その後にリトルアマポーラが続く注目度。
 レースは好位置でシッカリと折り合い、しかも経済コースをロスなく回ってきたウオッカが直線中程で先頭に立ち、後続に7馬身差の独壇場的強さ。時計が自己ベストの1分32秒4で、ラストが破格の33秒4の破壊力。さすがに東京コースはパーフェクトに持ち味が生きるようです。
 勝ちタイムは1週前のNHKマイルCで優勝したジョーカプチーノと同じ時計。ところが、ジョーカプチーノはラストが34秒7で、ウオッカよりも1秒3遅かったことからもウオッカの強烈さがわかります。
ヴィクトリアマイルは戦前から強力な逃げ馬が不在。スローの展開が予測されていましたが、そんな中で、絶好の1番枠を引いたショウナンラノビアの単騎逃げ。前半の半マイルが46秒7で、5ハロン通過が58秒6。NHKマイルCの45秒5-57秒2と比較してもいかに流れが緩かったがわかります。
 ところが、カワカミプリンセスが8着で、リトルアマポーラが6着。展開が向かなかっただけなのでしょうか。例えば、カワカミプリンセスは1分33秒9で、ラストが34秒5、NHKマイル13番人気で3着のグランプリエンゼルが、1分33秒0でラスト34秒1。カワカミプリンセスは全体的な時計、ラスト3Fとともにグランプリエンゼルよりも見劣っているのです。カワカミと同タイムで、ラスト34秒6のリトルアマポーラも同様。コースがAからBコースに替わったからなのか、理由がよくわかりませんが、2頭に騎乗した横山典騎手、福永騎手が二人とも口にしている距離適性の問題。これも考えられます。と、同時に強風が吹きつけた東京競馬場。このことが何らかの影響を与えたのかも知れません。
 いずれにしても、ついこの前まで1,000万に在籍、小倉の1,000万を勝ち、やっと不良馬場の福島牝馬Sで初重賞勝ちのブラボーデイジー。この格下の馬に完敗のGI牝馬陣。この先の重賞戦線も波乱含みです。
今回のヴィクトリアマイルは、ウオッカのウオッカによるウオッカの為のGIヴィクトリアマイルだったような気がします。次は安田記念だとか。中2週。自己ベストで好タイム勝ちのあとで、反動は大丈夫なのでしょうか?

04:26 午後 |

2009年5月14日 (木)

雨の船橋もひと味違って、なかなかいいものですね~(^^♪

 話題満載の船橋競馬。先週の5月5日(祝)は船橋競馬場で注目の「かしわ記念」が行われました。
 今年度の船橋競馬の応援ナビゲーター「funa1」のメンバーの一人に選ばれた私にとって、この日は他のナビゲーター5名とともにデビュー戦。というのか、お披露目。
 昼過ぎに始まったfuna1メンバー全員によるトークショー。ステージ上に全員が登壇する頃から、雨足が激しくなってきたにもかかわらず、ステージ前は広がった傘のファンの方で大盛況。中には傘も持たずにずぶ濡れのファンも多くいて、なんだか申し訳ない気持ちにかられました。
 何でもこの日は、激しくなる雨にもかかわらず、1万5,000人もの記録的な入場者が詰め掛けて、その熱気で場内も盛り上がり、パドックではファンによる応援の横断幕が見事なまでに効果的な演出をしていました。0905141_4
 私はある物を手にしてきていました。前開催の浦和競馬でアーティクリバーに騎乗し、史上二人目の大記録6,000勝を達成した石崎隆之騎手に、そのお祝いの品を手渡ししようと持ってきていたのです。7レース、9レースを連勝して絶好調の石崎隆之騎手。検量室前でばったり。なんでも大型連休中は、開催中であっても特別に自宅に帰宅してもいいらしく満面笑み。また、石崎さんご家族と食事の約束をして、ガッシと握手。これが結構握力が強く、7,000勝へまた新たな旅立ちへの気合として伝わってくるようでした。
 さて「かしわ記念」。圧倒的な人気は、ご存知、JRAの砂の帝王カネヒキリ。迎え撃つ地元船橋のフリオーソは、1月の川崎記念でカネヒキリと、激しいデッドヒート。前走のダイオライト記念を圧勝しての登板。ただ、良くありがちなライバル同士が互いに牽制しあうと、他の馬に漁夫の利の如く、今回も絶対視は禁物と判断。
 で、◎がエスポワールシチー。2走前のフェブラリーSで緩みないペースに持ち込み、4着だったものの勝ち馬や、2着カネヒキリと0秒2差。東京でこの粘り腰は船橋であれば相当モノを言いそうだ、とみて強気の本命。
 ○カネヒキリ▲フリオーソ☆フェラーリピサ△ゼンノパルテノンで、結果はエスポワールシチーが、必至の抵抗を見せるカネヒキリを破り優勝。3着が直線で一旦先頭に立ったフェラーリピサ。当初、逃げると思っていたエスポワールシチーが中団からの展開。スタートで出負け。これはマズイ、と思ったのですが、3角過ぎから外をまくるようにスパート。4コーナーで外を回って、アジュディミツオーに変わって先頭に立ったフェラーリピサを、直線で捉えると、そのまま押し切りました。好位置にいたフリオーソは伸びを欠き、これを直後でマークしたカネヒキリは直線肉薄したのですが2着まで。
 なお、カネヒキリはレース翌日の6日、左第3指骨骨折と発表。また闘病生活に戻ることになりました。昨年暮れのジャパンCダートでの見事な復活劇。再び不死鳥のような快走劇を見たいものです。
0905142  レース後、検量室前で私の顔を見るなり、雨でびっしょりの髪をかき上げながら近寄ってきてこう語りかけてきた佐藤哲騎手。
 「この馬はいつもスタートが上手くないんですよ。だから、今日のようなこういう展開を考えていました。ほんと上手くいきましたよ。4歳馬でまだまだ教え込まないといけないこともあるけど、これからもっともっと活躍できますよ。楽しみな馬です」
 いかにも嬉しそうな佐藤哲騎手。そんな彼がVサインをかざしてくれたところを、思わずパチリ。
 それにしても、3連単で2,040円。極貧配当でした・・。まあ、「FUNA1」の記念すべきスタート日。イベントでも予想が的中したわけだし、良し、とするか!

06:47 午後 |

2009年5月13日 (水)

そりゃ競馬だから何があっても不思議はないけど、グランプリエンゼルは何故?やはり内田マジックかなぁ・・

 天皇賞に続き人気馬が総崩れ。3連単は230万円台のウルトラ穴馬券となりました。
このレースは3連単が開始されてから4年、過去3年はいずれも10万円以上の配当で、一昨年は1番人気が2着(ローレルゲレイロ)だったにもかかわらず、3連単が973万9,870円という度肝を抜く馬券。当時、ピンクカメオ(17番人気)が優勝。内田博騎手がJRAの初GI制覇でした。
 その内田博騎手が今回騎乗したグランプリエンゼル。13番人気も納得の実績。ダート1,200mの500万で10番人気。先行してギリギリの勝利。続くこれまた1,200mの橘S。芝の重馬場で11番人気。そこでも人気のエイシンタイガーを相手に半馬身差の僅差で優勝。420K台の小柄で、いつも一杯一杯の競馬。東京芝は1度昨秋の500万サフラン賞で12着。到底どこから見てもGIで好走できるような素材とは思えません。しかも、1,200mを専門に走ってきて、全3勝が1,200m。1,600mは未経験。あのピンクカメオさえOPのマイル戦、菜の花賞の勝ち馬で、当時、NHKマイルC18番人気で3着のムラマサノヨートーも500万ながら芝1,600mを快勝した実績があったのです。
 そんな入着さえ期待薄なグランプリエンゼルが初マイル戦で、破格の1分33秒0で3着。どうして、何故?どうやって?答えが見つかりません。
 先日のダービートライアル青葉賞優勝のアプレザンレーヴを、毎日杯でもの凄い切れ味で突き放し優勝したアイアンルック。皐月賞馬アンライバルドを相手にスプリングSで接戦し、ニュージーランドTでは余裕の圧勝を飾ったサンカルロ。朝日杯FS3着で共同通信杯を圧勝したブレイクランアウト。これら有力3頭に後塵を浴びせる驚きの快走。この現実を予想しろというのは、いくら穴党の私でも未熟のせいか無理でした。
 ところで、NHKマイルCを制したジョーカプチーノ。2番手以下を離し気味に逃げたゲットフルマーク。前半の半マイルが45秒5、5F通過が57秒2。比較的緩みのない流れです。ただし、ジョーカプチーノは離れた2番手で5F通過が57秒7。そこからまた大きく離れた3番手がグランプリエンゼルと、2着に押し上げたレッドスパーダ。とくにレッドスパーダは5F通過が59秒0。最高の馬場コンディションでこの59秒0はスローに近い流れ。ゆえにラスト33秒7の切れ味で勝ち馬を猛追できました。
 2着馬にラスト33秒7の脚を使われては、後方待機で優れた瞬発力を持つアイアンルック、ブレイクランアウト、サンカルロの切れ者でも無理。それも団子の形の展開であれば瞬発力の違いで一気にノシ上がってきたのでしょうが、離れ離れの縦長の展開では、まず後続馬に勝ち目はありません。上位馬と着差を詰めるだけで精一杯です。上位5頭は逃げ、先行、好位置と、前で展開して、直線はなるだけ内に入ってきた馬ばかり。この辺にも超高速決着に対応できたポイントがありました。
 それにしても、ポツンと理想的な2番手で流れに上手に乗った藤岡康騎手。直線逃げた馬を捕まえたら、そこにゴールがあったという印象のジョーカプチーノ。今まで見たこともない圧倒的に強いレース。1分32秒4は、あの名馬キングカメハメハを凌ぐ時計。凄いことになりました。逆にこんな大偉業達成で反動が気掛かりです。
 ブレイクランアウトを筆頭に、何頭かはダービーに駒を進めそうですが、その動向は今後も日々目を離せません。

06:59 午後 |

2009年5月 7日 (木)

人気馬が玉砕した天皇賞・春に悲しき口笛が・・(T_T)♪

 最終レースが終了。人が途絶えた検量室前。場内のテレビから繰り返し流される「天皇賞・春」。勝利者インタビューに満面の笑みで答える若き獅子、松岡騎手の姿が、画面いっぱいに映し出されていました。検量室の横を抜けると、どこからともなく突然、耳に飛び込んで来た口笛に、思わず私も口ずさんでいました。
 ♪丘のホテルの赤い灯も 胸のあかりも消えるころ みなと小雨が降るように ふしも悲しい口笛が・・♪ 美空ひばり若き日の名作「悲しき口笛」です。
 「天皇賞・春」は人気馬が、見事なまでに壊滅。優勝は松岡騎手が騎乗した12番人気のマイネルキッツ。2着がアルナスライン。3着は追い込んだドリームジャーニー。
 1番人気のアサクサキングスが9着に惨敗。2番人気のスクリーンヒーローにいたっては14着と大惨敗。3番人気モンテクリスエスも12着と見せ場なしと、散々な結果。良馬場で人気馬がこうも大惨敗とは、ファンの方もショックを受けたことでしょう。
 そもそも、私はこういうケースもあるだろうと考えていました。というのも、昨年のGI戦線を牽引してきた有馬記念圧勝のダイワスカーレットに、天皇賞・秋優勝のウオッカの女王2頭。それにダービー馬ディープスカイ、菊花賞馬オウケンブルースリが出ていないのです。
 そういった中にあって、昨秋、大活躍。ジャパンC優勝まで駆け上がったスクリーンヒーロー。返す刀で有馬記念に出走。トップクラスの馬を相手に限度いっぱいの競馬。いやそれ以上の激走続き。その疲労は相当だろう、春は大丈夫だろうか、と考えていたら、追い切りの日のテレビ画面に、右の肩を中心に絆創膏がいくつも。やや、これは何かの治療の痕だろう。何故、リポーターや記者は質問しないのだろう、と不思議な感じでしたが、おおよその予測はつきました。恐らく、休養明けの阪神大賞典を使ったあと、肩のあたりがギコチなかったり、右前脚がひどくコズんでいたのかも知れない。きっと阪神大賞典の疲労が出ていたのだろう、と判断。最大の敗因は今でもこれだと思っています。
 アサクサキングスは天皇賞前の京都記念、阪神大賞典を連勝。それも、直前の阪神大賞典は激しいデッドヒート。雨の力の要る馬場コンディションで、3,000mの力走。疲労の度合いも高かったはずです。京都記念、阪神大賞典を連勝した馬で、天皇賞を連勝した馬は、過去10年でグランドスラムを達成したテイエムオペラオーだけ。昨秋の天皇賞、続くジャパンCが8着。有馬記念が14着。GI馬とはいえ危うい存在なのです。
 そういった中で優勝したマイネルキッツ。勝ち星が昨年2月の準OP早春S以来。ゆえにオープン勝ち、初重賞制覇が天皇賞・春だったわけです。日経賞でアルナスラインの2着。松岡騎手の好判断もあったのですが、明らかに体調は上向いていたようです。レースのラスト3ハロンが35秒1。3角で4番手、流れも向きました。同じようなポジションにいたアルナスラインが首差2着。日経賞1、2着が逆転した形です。もし、阪神大賞典組が、大賞典をやめて日経賞に出ていたら、着順はともかく今回の天皇賞はもう少し走れた予感がします。それは上位5頭が阪神大賞典以外からのステップ。はっきりしています。
 私の◎ドリームジャーニーが3着。気合が乗りすぎるくらいでも体調は文句なし。流れがことのほか遅く、池添騎手も早めの位置取りでしたが、そのぶんあと一息。それでも不利な流れで3着。3,200mがベストとはいえず内容的には立派でした。
 4歳馬のヒカルカザブエ、モンテクリスエスは7着と12着。さすがに、GIという壁が大きかったようです。
 一方で、大敗続きのコスモバルク、シルクフェイマスはGIではもう無理。今回も16、17着。天皇賞出走順位が6番目と14番目。今年ダイヤモンドS優勝のモンテクリスエスが19番目。出走順位基準を改める時期にきているようです。

06:50 午後 |