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2007年12月28日 (金)

え~っ、160万円的中!!間違えたぁ??大沢親分!

 先日の12月22日(土)、有馬記念の前日、私はレギュラー出演しているTBSラジオの「元木大介のエキサイト・ベースボール・サタデー」のスタジオに向かいました。この日は有馬記念特集。と、スタジオ入り口で待っている人がいました。大沢親分(大沢啓二さん・元日本ハム監督)です。
「キミがくるのを待っていたんだよ。今か今かとね」と親分。
「えー!ありがとうございます。また、どうして?」と、一応わかっていることを聞く私。
「有馬だろー、ほら明日は有馬記念だろー。で、どうなんだい、え?」
「それより親分!(文章だけ見るとなにか股旅物?)この前のジャパンCは、僕のいった4頭でバッチリだったでしょう。いくら、いくらお買いになったんですか?」
と、親分急に情けない顔つきになって、
「いやあね、買い間違いだったんだよー」
「え!買い間違いって、親分、僕が4頭書いて、馬番号も入れて、ほぼ、この4頭しかないんです。といったら、親分はわかった、わかった、ボックスでキッチリ買う、ということだったじゃないですか!」やや興奮気味。
「おお、そうだったんだけど、間違えちゃった。どうして間違えたんだろう?・・」と、後悔顔の親分。
「ああ、そうだったんですか?それは残念です。僕はてっきり獲ったものとばかり思っていましたよ。いくらお買いに?」突っ込む私。
「いや、なにね、いつも1点1万円は買うからねー」
「ええー、1点1万円ですか?3連単も?」
「おお、そうだよ、3連単も買うよそのくらい。ましてGIだからな」と親分。
「すごい!じゃあ、1万円ということは、ジャパンCの3連単が1万5980円。え、えー!!159万8000円じゃないですか!!」
「おお、そのくらいになるな。もったいなかったな!」
「ホンとですねー。もったいなさ過ぎましたよ。僕なら2、3日寝込みますよ。バッチリ獲って、親分から例のあっぱれあっぱれ!言って欲しかったです」と私。
「そうかそうか、じゃあ、あっぱれあっぱれ(放送中につき小さい声で)」と優しい親分。
「ありがとうございます」でも、なにか心が晴れません。
 で、親分に明日の有馬記念の予想、買い方を、聞いてもらっている途中で、スタッフから「アベコーさん、本番でーす」の合図。まだ、途中ながら挨拶をしてブース入り。
 元木大介さん、アシスタントの青木真麻さん、そして特別ゲストの気象予報士の齋藤義雄さんも加わり、有馬記念をワイワイと展望。で、出番を終えてブースを出ると、またまた親分が待っていたのです。
「おう、お疲れさん。放送を聴かしてもらっていたよ。雨が降るとなんだって?ウオッカはやっぱりダメかい!」
 親分向け有馬記念の解説は、しばらく続くのでした。
「ありがとよ、今度は間違えないで買ってみるよ。じゃあな!」と、片手を上げ立ち去る親分。ああ、球場でピッチャー交代、代打、選手交代のときにベンチから出てくるポーズだ。懐かしい・・。
 とはいえ、今回は運命の神様がいませんでした。ということは、次回、大沢親分に会ったとき、あっぱれあっぱれならぬ「喝っーつ!!」でしょうか。覚悟しておきます。

10:38 午後 |

2007年12月26日 (水)

JC好走組の有馬凡走は蓄積疲労!

 有馬記念。その瞬間、そう、ほんの僅かな一瞬、中山競馬場は水を打ったような静けさになりました。
 マツリダゴッホが優勝したのです。9番人気でした。もちろん、マツリダゴッホが優勝したことに、驚いたファンの方がいたと思います。それよりも、それ以上に1番人気、2番人気、ファン投票1番人気の馬たちが総崩れ。あまりにも走らなさすぎたことにショックを受けたファンの方が多かったようです。
 有馬記念で単勝2・4倍。断然人気のメイショウサムソンは武豊騎手を配してきたにもかかわらず8着と惨敗。とくに不利らしい不利もなく、直線は前を捉えようとする脚もなく、ただただ疲れきった選手のように、8番目でゴール。敗因は何か、高橋成調教師はレース前、報道のコメントで「きっちり仕上げられた。レースで思う存分走って欲しい」と。
 それなら何故、8番目だったのか。私はメイショウサムソンの敗因は、2つあると思います。ひとつは昨年の有馬記念で5着。4角で大きな不利があったドリームパスポートに突き放されたように、寒季はよくないように思います。
もう1点はサムソンが疲れきった蓄積疲労によるものだと思います。前走のジャパンCで圧倒的な人気で3着。内から抜け出したアドマイヤムーンを追って、ゴール寸前で一瞬2番手、その内から馬群を割ってポップロック。その外へ後方からウオッカ。激しい叩き合い、凄いデットヒート。サムソンはデビュー以来2度目のラスト33秒台。昨年のジャパンCよりも時計を1秒2も更新する激アツ走。これで有馬記念に臨んでくることが、正解なのかどうかはわかりませんが、このジャパンCの蓄積疲労が出たことにより、それがこの結果に繋がったと私は見ています。
そもそも、サムソンは春の天皇賞で優勝したとはいえ、エリモエクスパイア、トウカイトリックといった程度のクラスの馬と、鼻・首差だったわけで、秋の天皇賞は2着以下が大きな不利を受けたレース。武豊騎手の腕で勝った、といっても過言ではありません。それゆえ抜けた馬ではないのです。

疑問!体調は本当にわかっているのか?
さて、ファン投票1位のウオッカ。なんと11着と大惨敗。ファンの悲鳴が聞こえるようでした。私に言わせれば、これもジャパンCの疲れによる凡走だと思います。ダービー優勝とはいえ3歳の牝馬。かかる負担は想像以上だったように思います。それに大きな走法から中山は明らかに不向き。
レース前の関係者のコメント「精神面で本当に成長しているし、すべて順調。この秋一番のデキといえます」が、なんとなく空しい。日々、担当する馬を見ている関係者にも、本当の体調はというのは、わかりづらいのかも知れません。
それにしても、このウオッカ、ダービーで最高のパフォーマンスを披露したあと不運続き。究極はなんの意味があったのかわからない宝塚記念の無意味な1戦がありました。あのあとから歯車が空回りしているように思います。
 優勝したマツリダゴッホは、中山の2500mが最適だったことと、ラッキーな雨で馬場がマツリに向いたこと。蛯名騎手が3番手に付けたら、流れが前残りになったことも幸運。ジャパンCで15着。レースをしていないことも結果的にプラス。昨年暮れの中山から連勝。AJCCでは5馬身ちぎる優勝。寒い時季は強い馬なのでした。
2着のダイワスカーレットはチョウサンに外から行かれたときに、口を割り、難しい面を見せましたが、初めての中山、初めての2500mでこの快走。3歳牝馬、素晴らしい馬です。同様に、スカーレットの兄ダイワメジャー。いつもより消極的なレースながらしぶとく3着。見事なラストラン。拍手拍手です。
ダイワメジャーの引退式で上原師とばったり。「3着だけどよく走ってくれました。彼のような馬を、また作らないと、食べていけないから」と、皮肉も忘れませんでした。
で、私の本命ラインは◎ロックドゥカンブ、○ポップロック。4着、5着でした。ロックドゥカンブは、キネーン騎手が大事に乗りすぎた印象があります。ダイワメジャーを目標に乗ったそうです。メジャーがもっと前に行くと考えたのでしょう。それでも、後方から直線よく伸びてきました。3歳馬、立派です。
ポップロックも中団で折り合っていましたが、もう少し位置取りが前々でも良かったように思います。
また、復活を期待していたドリームパスポートは4角で躓く不利。昨年と同じ場所で同じ不利を重ねてしまったようです。この件と高田騎手を乗せたことからか、ドリームパスポートは馬主側の強い要望により関東の稲葉きゅう舎に移籍。まさに人生の縮図をみているようです。

11:20 午後 |

2007年12月20日 (木)

ここが不安だ、有馬記念有力馬!!

アベコーの有馬記念いんふぉめーしょん(^o^)/

☆「有馬記念予想検討会」☆
 JRA関東広報コーナーで12月21日(金)「有馬記念検討会」があります。
 内容はステップレースの映像を見ながら検討、また有馬記念出走馬の調教状態。そして有馬記念の予想と、他のレースの特注馬。最後にファンの皆さんからの質問コーナー等、この私、不肖、アベコーがお答え致します。
 何かすごいプレゼントも用意しているそうです。お時間がある方は是非ともお立ち寄り下さい。ただし、定員が80名様限定。先着順だそうです。
場所は新橋駅近くのJRA新橋分館1F  TEL03-3434-2620
時間は18時から19時まで   アシスタントは小島友実さん

☆「ファイナルドリーム2007 IN ウインズ後楽園」で有馬記念検討会
 有馬記念当日の12月23日(日)に、ウインズ後楽園で有馬記念の検討会があります。
時間は午前11時40から12時30分くらいまで。
 なお、この日は、有馬記念ファン投票の人気上位10頭をパネルで展示。それを来場されたファンで馬券を500円以上買われた方に、抽選で10枚プレゼントという競馬ファンには嬉しいニュース。是非ゲットして下さい。
 出演は私アベコーと、須田鷹雄さんとタレントの黒崎リコさんです。

01 今年もいよいよファイナル、グランプリ「有馬記念」です。昨年のあのディープインパクトの伝説の快走劇から早1年を迎えました。今年は昨年と異なって強力な主役が不在。そんな中でファン投票1番人気を獲得したのは、3歳牝馬のウオッカ。同期GI3勝のダイワスカーレットを抑え、今年の春秋・天皇賞を制覇したメイショウサムソン、昨年の有馬記念3着、GI5勝のダイワメジャー等の古豪も抑えてファン投票トップ。3歳春のクラシック以降、1勝しかしていない馬がファン投票1位に推されるのも大変珍しいケースです。
 とはいえ、その1勝が歴史を書き換える日本ダービーの圧勝劇。ラスト3Fが33秒0の神業的破壊力。牝馬3歳、64年ぶりの偉業でした。それゆえ、この強烈なインパクトはファンに定着。何のための出走だったかわからない宝塚記念でさえ堂々1番人気。当然、秋華賞も1番人気。エリザベス女王杯取り消し後のジャパンCこそ、さすがにメイショウサムソンに1番人気は譲ったものの差のない2番人気。
 ところが、成績は8、3、4着。期待を裏切る結果となっています。それでも、今度こそ、と思わせるものは、ダービーでの最高のパフォーマンスと、次に期待を持たせるようなレースをしているからです。前走のジャパンCでも最後方から、アドマイヤムーン、ポップロック、メイショウサムソンの外からグイグイと詰め寄ってみせたのです。頭・首・1馬身差の4着。これを復調の一戦ととらえると、十分勝算の圏内なのですが、逆な見方をすれば、ジャパンCは走りすぎた、無駄な4着力走だった、という考え方もあるのです。
 私も後者の見方をしています。その年の有馬記念は、いかに疲れを残さずにグランプリを迎えることができたか、だと思います。まして、ウオッカは3歳牝馬、古馬の牡馬よりも疲労の度合いは大きいはずです。
02  ちなみに、昨年の優勝馬ディープインパクトは直前のジャパンCが2分25秒1、ラスト33秒5で、ドリームパスポート以下に2馬身差。全体の時計は今年のウオッカよりも遅く、ラストはウオッカと同じくらい。となると、やはり、ジャパンCを走りすぎによる疲労が気になるところです。また、初めての中山コース、フットワークの大きな馬ゆえに広い東京向きなことは間違いありません。
 さて、馬連などの馬券はこの馬から売れるかも知れないと思うのが、武豊騎手騎乗のメイショウサムソン。ただ、前走のジャパンCで首差3着なのですが、あの着差は2着ポップロックも伸びていることから変わることがなかったと思います。春の天皇賞でエリモエクスパイア、トウカイトリック、アイポッパー相手に、鼻・首・半馬身差。いかにも相手に恵まれながら大接戦。また、秋の天皇賞では2着以下のほとんどの馬が大きな不利があったもので、武豊騎手の好判断によるところが大。
 昨年の秋、レコード決着の菊花賞で離された4着。ジャパンCがフサイチパンドラに先着を許す6着。そして、有馬記念が5着。大崩れはないものの何か強烈なパンチ力に欠ける印象があります。また、一方で寒い時季はよくないのかも知れません。武豊騎手の手腕でどこまで不安をクリアできるのか、という見方をしています。
 また、ダイワスカーレット、ダイワメジャーの偉大なる兄弟対決。各有力馬が早目、早目に動く中で、どうしても距離と展開上の不安が残ります。
 私にはドリームパスポート、ポップロック、ロックドゥカンブの3頭が大いに食指が動きます。

02:55 午後 |

2007年12月19日 (水)

ビックリするほど低レベルのフェアリー組

 今年の2歳牝馬はどうなっているんだ、と叫びたいほどの大混戦。先のGI阪神ジュベナイルFが、抽選で選ばれた1勝馬同士で1、2着。これは大変なことになったと思っていたら、先週のフェアリーSで11番人気のルルパンブルーが優勝。1番人気のメイビリーヴが、不利らしい不利もなく9着。デビュー戦から新潟2歳Sまで3連勝したエフティマイアは5着。あらら早熟?夏馬?
 勝ちタイムが1分9秒8。レースの上がりタイムが36秒9は、良馬場としては余りにも平凡。前半の流れが過去10年で2番目に速い32秒9だったのに、この時計は遅すぎます。ちなみに3年前の優勝馬フェリシアは1分8秒5で前半が33秒5、レースのラストは35秒7でした。昨年の優勝馬アポロティアラは前半が33秒5で1分9秒4。その比較からもレベルの低さを感じます。なによりラスト12秒9は未勝利級。
 前日の新馬戦で鼻差勝ちしたリバティープリントが、1200m1分10秒4で、ラスト35秒8、ゴール前が12秒2。前記エフティマイアが1分10秒2に匹敵。更に、この日の未勝利勝ちしたリトルディッパーが1分9秒7、ラスト3Fが35秒1と、なんと重賞フェアリーSを上回っているのです。つまり、フェアリーSは未勝利も劣る平凡な内容。ゆえに、2歳牝馬戦線は未勝利からオープンまでクラスの壁はなし。という結論。
 このレースは重賞という冠をはずし、一般のオープン特別としたほうがいいのかも知れません。

フェニックスは甦ったけれど・・(^^♪

 来年の短距離路線の夢を乗せて注目の阪神カップ。優勝は堂々1番人気のスズカフェニックス。直線外から自慢の末脚で一気差しを決めました。1分20秒6の時計も昨年の優勝馬フサイチリシャールと同タイム。高松宮記念で優勝した後、安田記念が5着。スプリンターズSが9着。マイルCSが3着と、やや期待に反してきましたが、昨年を考えると、1月の東京新聞杯優勝、2月の阪急杯3着、3月の高松宮記念と、冬から春にかけてスズカフェニックスがフェニックスらしいレースができる季節。しかるに、再びフェニックスが大攻勢をかけてきそうです。
 ただ、阪神カップを優勝したといっても、1着から10着のプリサイスマシーンまでわずか0秒4差の大激戦。展開や馬場状態、斤量、枠順、コースなどちょっとしたことで、総入れ替えの着順になる可能性も十分です。とくに、久しぶりの逃げを見せた3歳馬ローレルゲレイロの4着の粘り腰に、今後短距離戦での活躍が期待できそうです。
 私は、このレースで◎に狙ったドラゴンウェルズは、なんと不覚にも16着。春に戦列に復帰後、1、2、1、3着と本格化をみせていたものですから、この着順は解せません。本当はペリエ騎手が騎乗予定だったのですが、騎乗停止中で武幸騎手にバトンタッチ。「前に壁を作りたかった」と彼のコメントですが、折り合いを欠いてしまったあたり、急場の彼には負担が大きかったようです。また改めて狙いなおしたい1頭です。

04:54 午後 |

2007年12月13日 (木)

強運さが年度代表馬に!($・・)

 世の中に強運とはあるものです。実は、先週の2歳チャンプを決める朝日杯FSでゴスホークケンが優勝。2着のレッゴーキリシマに2馬身半差水を開ける横綱相撲。その2歳馬ゴスホークケンはキャリア2戦の1勝馬。GIゆえに1勝馬では出走が無理とも思われたのですが、なんと抽選に勝って出走権を手に入れたのです。しかも、開幕2週目で中山は極上の馬場コンディション。となると、間違いなく有利なのが先行馬。その条件で中山マイル戦は、文句なしに内枠有利。先行、内枠、それは1番枠を引き当てた、まさしくゴスホークケンその馬なのでした。
 デビュー戦で資質の違いを見せつける圧勝劇。時計も素晴らしく優秀。それゆえ東スポ杯は人気の中心。結果的に4着でしたが、12k増の重め残りと、勝負に対する執着心の違いによるものと判断。朝日杯FSはデビュー戦と同じ距離。絶対巻き返せると自信。最大の関門は出走権を手にすること。枠順さえ外にならなければ、イケル、絶対イケル!と鼓舞していたら、出走権を奪取。これが枠順を見てビックリ。おお、最高の1番枠。ああ、なんという強運。これは運命の神様が、どうぞ勝ちなさいというシグナル。
 スタートが抜群、ここからが中山のマイル戦。最内枠で好スタートを切ると、楽に先頭に立てるのです。今回は何も競りかけてこない流れ、楽々ゴスホークケンの一人旅。こうなると、デビュー戦での圧勝劇の再現です。ゴール前では二の足を繰り出し、後続に2馬身半差。レベルの違いを見せつけたのでした。レコードに0秒1差の1分33秒5も優秀です。
 レース後、前日の鳴尾記念で見事に復活したハイアーゲームの大久保洋調教師と話していたら、ジョッキールームに引き上げる勝浦騎手とバッタリ。
「本命?当然でしょ」と、親指を立てて誇らしげのポーズ。
 朝日杯FSは2着レッツゴーキリシマ、3着キャプテントゥーレ。ともに早めに2、3番手に付けてそのまま流れ込んだ形。先行馬同士の決着でしたが、それにしても1番人気のスズジュピターが5着。4着のドリームシグナルから3馬身半も水を開けられているのです。いくら前残りといっても、先行馬ペースであればあるほど、もっと前との着差はもっと接近するのが一般的。この着差は解せません。
 2番人気のアポロドルチェの後藤騎手は、冷静に振り返りつつ「中山のマイルでこの枠順、気持ちの上では半分諦めのような感じでしたからね・・」とポツリ。
 競馬は強運が半分以上。阪神JFで1、2着だったトールポピー、レーヴダムールもともに1勝馬。やはり抽選に勝った強運の持ち主。この強運さが年度代表馬にもつながるものなのですね。ある種、人間社会と通じるところがありますね。しみじみ思いを重ねました。

12:01 午後 |

2007年12月 5日 (水)

阪神JF15着の馬でも間に合う桜花賞

 今年の2歳牝馬女王決定戦。優勝は前評判の高かったトールポピー。あのフサイチホウオーの妹。1番人気オディールが4着。ところが、このレースは大変に接近したレース。優勝馬から15着のエイシンパンサーまで1秒2差。ちなみに、昨年優勝したウオッカから15着のキャッスルトンまでジャスト2秒の差。
 今年の優勝タイムは1分33秒8。レースのラスト3Fが35秒7。昨年は1分33秒1で、ラストが34秒8でした。ウオッカのラストが34秒2はトールポピー35秒2より1秒も速いのです。
 前半のラップは半マイル46秒2、5ハロン通過が58秒1に対して、昨年は46秒3、58秒3と、ほとんど同じ。いくらか今年のほうが速かったことからみても、昨年のレベルには届かないのです。優勝したトールポピーの時計は、4、5、6着だったローブデコルテ、イクスキューズ、ハロースピードと同タイム。ところが、ラスト3Fが6着のハロースピードが34秒3だったことからもわかるように、トールポピーの35秒2よりもそれぞれが大きく上回っているのです。
 ということから、どういうことが考えられるかというと、昨年の2歳牝馬のレベルには遠く及ばないということなのです。まだ時季が早いかも知れませんが、来年の春の桜花賞、オークスは大波乱になる可能性が大。これからデビューする馬、現在休養中の馬にもまだまだ可能性を残しています。
 私は、今年エイシンパンサーに期待しました。JCを制した強運の岩田騎手に乗り替わったということも後押したこともあるのですが、6月の阪神のデビュー戦でビックリするような脚で一気差し。しかも独走。このレースにはオディールが大きく離された3着。このときから追いかけていて、新潟2歳Sは4着。マリーゴールド賞を取り消し後で、馬体10K増が影響しました。更に、ファンタジーSが出遅れと休養明け。それでもオディールと同じ脚を使って3着。で、阪神JFは大いに期待したのです。
 ところが、枠順を見てガッカリ。17番枠なのです。馬場コンディションは最高。フルゲートでこの枠。いつものように追い込む競馬で大外を回ったら、まず勝ち負けは不可能近い、と考えました。であるならば、前に行くしかない。好位置かその後ろあたり。同じことを岩田騎手も思ったのでしょう。スタートで出負けして、それでも仕掛けたら馬が掛かってしまったのです。「馬の気分にさからわず行かせました」と、岩田騎手はレース後にコメント。まったく不本意な競馬内容でした。
 それゆえ、それゆえ阪神JF15着の馬でも間に合う桜花賞と見ています。期待しています。

04:06 午前 |