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2007年4月25日 (水)

岡部だ根本だ的場だ!ミッキーもいる、おー河内だ!

0704251 22日、東京競馬場。最終レースが終了。スタンドのファンは何かを待ちかねているように、固唾を呑んで、そのときを待っていました。
 と、突然、東京競馬場のGⅠ入場ファンファーレ。すると、スタンドは大歓声のうず。過去の歴史の1ページが再現されようとしているのでした。
 東京競馬場グランドオープンを記念して「ジョッキーマスターズ」芝1600m。過去の日本ダービー、オークスで優勝した引退ジョッキーによるマスターズ。
 横山典騎手、後藤騎手、元騎手の細江純子さんが誘導馬で登場し、実に粋なはからい。
 この日ばかりはオークス3勝、ダービー1勝の岡部幸雄騎手を筆頭に、オークス2勝、ダービー1勝の河内洋騎手。そして加藤和宏、中野栄治、根本康弘、安田隆行、的場均、松永幹夫、本田優の9人の各元ジョッキー。それぞれが、緊張感と最高の競馬場に招かれて、再びレースに乗れるという充実と名誉。本馬場に登場してきたそれぞれの騎手は、凛々しく、大きな存在感を放っていました。それが往年のファンにはたまらないのです。
 
 騎乗馬は、白井の競馬学校で調整されていた同じくらいの力を持つ馬(元JRA所属)。岡部騎手の馬だけは美浦トレセンに運んで、岡部騎手が自ら調教していたとか。彼のあくまでも遊びではない、妥協しない、という真剣さに改めてプロ魂を痛感させられました。

 そして、生演奏によるファンファーレが鳴り響くと、場内は大きな手拍子で最高潮。そして、柴田政人元騎手のスターターの合図で、ゲートが開くと、松永幹夫のモンテサファイヤが飛び出し、快調な逃げ脚。ところが、直線中ほどから、好位置でじっと脚をためていた河内騎乗のゴールデンメドウが、外から力強く伸びた本田騎乗のメイショウモリゾーと、安田騎乗のパスアンドゴーを抑えて優勝。場内は割れんばかりの大歓声。そして勝者の河内騎手に対し、カワチ・コールの大合唱。
 競馬はギャンブル? 確かにそうですが、今回の「ジョッキーマスターズ」は、ギャンブルだけでは片付けるこができない、競馬と人のもつ感動やロマン、そして熱い思い出を呼び戻してくれたような気がします。大成功の企画でした。ぜひ、毎年続けて欲しいものです。

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写真は左上から松永騎手、加藤騎手、安田騎手、岡部騎手、左下は的場騎手、細江純子さん、根本騎手、根本騎手と番組で競演中の津島亜由子キャスター。
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10:35 午前 |

2007年4月24日 (火)

やったぞー!ベッラレイア豪快一気!!

 以前からこのブログで取り上げてきたベッラレイア。いよいよ胸を張って、オークスに参戦することになりました。そうです。勝ったのです。
 日曜のオークストライアルの「フローラS」芝2000m。500万を勝ったばかりで、単勝が180円。クイーンCを圧勝し、桜花賞も5着に善戦したイクスキューズが6・3倍の支持率。初めての重賞挑戦なのに異常とも思える人気でしたが、それでも支持したファンの目は、改めて凄いなーと思いました。
 前半5Fが60秒9のスロー。逃げたイクスキューズのペースでしたが、後方でジックリ待機。その前の中京、あざみ賞で最後方、大外一気、余裕の差し切り勝ち。その強烈な破壊力に秋山騎手も相当自信があったからの後方待機だったのでしょう。
 ところが、2番枠という枠順、前走のように4角で外に出せず、前が馬の壁。仕方なく外に出そうとしたところを、2着に追い込んだミンティエアーがスーと、ゴール向かって行きます。ああ、危うしベッラレイア。逃げるイクスキューズも楽なペースで逃げたゆえに、残りの力を振り絞るようにラストスパート。後続との差はかなり開いていたので、一瞬、逃げ切りか、と思われたところに、ミンティエアーが猛然と襲いかかり、おお、ミンティエアーの勝利を誰もが確信。
 ところが、ところがです。ゴール寸前で大外から矢のように飛んで来たのが、我らがベッラレイア。寸前での劇的勝利。まさに神業的末脚でした。
 昨年のオークス馬カワカミプリンセスが、オークストライアルのスイートピーSを優勝したときのラスト34秒6を凌ぐ34秒3の瞬発力。5月20日のオークスで、いよいよ強豪ダイワスカーレットやウオッカと対決。今から楽しみになってきました。

11:22 午後 |

2007年4月18日 (水)

おお、ビックリ!ヴィクトリー

 皐月賞は衝撃的な結末となりました。優勝は7番人気のヴィクトリー。鼻差で2着がサンツェッペリン。これは15番人気。逃げたヴィクトリー、この後に付けた2番手のサンツェッペリン。形は逃げ、先行で決着。
 まあ、競馬にはありがちなことですが、クラシックの皐月賞で引っ掛かり気味に逃げた馬が優勝した記憶はありません。
 前半が59秒4の平均ペース。追いかけたサンツェッペリンが少し引いて離れた2番手で、そこからまた離れて3、4番手がメイショウレガーロとアサクサキングス。
 ところが、勝負どころの3角では前4頭から後ろが離れる、いわゆる縦長の棒状の展開。通常こういうケースはハイペースの場合が多いものです。これでは、4角前で勝負あり。人気のフサイチホウオーが、そしてアドマイヤオーラが33秒台の凄い脚を駆使しても無理でした。
 そもそも、中山内回りのクラシックレースで、ハイペースでもないのに、縦長棒状の展開はありえないのです。人気のアドマイヤオーラ、フサイチホウオーが、これまでスローペースに慣れてしまったことが、今年の結末に結びついている要因になっている気がします。各馬一団の団子の形であれば、おのずと結果は違っていたはずです。
 1番枠を引いたフサイチホウオーは好位置を取りやすい枠だったのですから、もっと正攻法に徹するべきです。それで敗れてもファンは諦めきれたでしょう。そうするとアドマイヤオーラも早めに動いていたはずです。

 あの「くの一」井上オークス女史が…

0704181_10704182  あの神出鬼没、不思議な魅力を放つ、美人「くの一」井上オークス女史が皐月賞の中山に出現。皐月賞のレース後、ウイナーズサークル横で、私の顔を見ながら不敵な笑み。いや、その色っぽい、艶っぽい流し目。う~む、流し目スナイパー忍法、ああ負けそうだ。吸い寄せられるように近づくと、またまた目から妖しげな光線を、この私めがけて発射。ああ、もうだめか!絶体絶命!危しアベコー。
「見て下さーい」と馬券。なぬ、ああ当たり馬券!
「そう、当たっちゃいました。3連複!」と馬券をチラリ。
「なんだ3連複か、エー、20万以上もついたの~?ヒエー、くの一忍法恐るべし!」
「ほら、これ惜しかったでしょ」と見せてくれたのが、2着のサンツェッペリンの単勝千円券。15番人気で1万余円。鼻差の10万円也。
 聞けば本命だったとか。まさに恐るべし、井上オークス女史。
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 爆笑問題、田中君が的中で私TBSへ!

「アベコーさんですか、実は爆笑問題の田中さんが、皐月賞で的中したらしいんですよ。それでレースや馬券について、解説してもらいたいんです」とディレクター氏。
 聞けば今からすぐにTBSに来て欲しいと。仕方なく雨の中を飛び出し、都内赤坂方面に。
 爆笑問題の田中裕二君は、番組、イベントで共演したこともあり、競馬場でもよく顔を合わせると、その日の収支を聞いたりするのですが、今回は渋谷のウインズで皐月賞の馬券を購入したとか。
 それで手にした馬券の額は、3連単162万3250円を200円的中。90点買い。馬連5千円ずつ5点。4万3千円投資で〆て797万8000円也!
 スタッフなどにご祝儀としてそれぞれ10万ずつ渡したそうですが、不労所得として申告しなければならない義務が。配当金から投資額を引いて、半分近く税金に消えます。
 まあ、男を上げた誇り高い税金と思えば、仕方ないかも。でも、嬉し悔しい気持ち、わかりますね~。
 ちなみに、私が出演した番組は今日4月18日、TBSテレビ「ぴんぽん!」で毎午前11時から放送。出番は12時過ぎになるそうです。

02:23 午前 |

2007年4月12日 (木)

無敵の王者がいよいよ満を持して登場!

 今週は3冠への道、第1弾「皐月賞」です。主役は4戦4勝、無敵のフサイチホウオー。ちぎって勝つような無駄なことはせず、半馬身差、首差、首差とコツコツ勝ち星を積み上げてきました。着差が着差でも次は大丈夫か?という不安感は一切なく、いや~強かったなー、という単に着差では伝わらない迫力、凄みが、ホウオーにはあるのです。
 ことレースで見せる勝負強さは、歴代のクラシック馬と同様な威圧感が彼には存在します。無駄な力は使わない、日本が誇る3冠馬シンザン型。それに近いものです。
 昨秋、2戦目の東スポ杯2歳Sで、内から追い込んだドリームジャーニー。外から末脚を伸ばしたフライングアップル。その間にサンドイッチ状態で苦しい局面でしたが、ゴール前ではなんと相手を見下したかのように再加速、グイと割って出て半馬身先着。この勝負強さ、このガッツに度肝を抜かれたものです。それゆえ、馬体を併せることができれば、フサイチホウオーの勝ちはほぼ確実かも知れません。
 ところが、前走の共同通信杯で大外から、ゴール前で一気に伸びてきたのがダイレクトキャッチ。首差まで肉薄してきたのです。こういう離れたところから一瞬の脚で、追い込みをかける馬にホウオーの弱点をつかれる恐れがあります。
 その筆頭は、弥生賞を制したアドマイヤオーラでしょうか。シンザン記念でダイワスカーレットを捉えた33秒3の破壊力は、あまりにも強烈。ただ、実績、人気的に思い切った手は取りづらい印象があります。となると、射程圏に置いて、フサイチホウオー的にはレースがしやすい感じがします。
 毎日杯でもの凄い追い込み勝ちしたナムラマース、弥生賞でアドマイヤオーラに首差まで肉薄した3戦目のココナツパンチに、一角崩しの刺客的、不気味さが漂います。
 詳しい予想の狙い目や買い目等は、携帯サイト「アベコーの競馬大予想」(http://abeko.jp)までアクセスして下さい。

01:37 午前 |

2007年4月11日 (水)

ヘリが来た!イタチ追いし東池袋大勝軒

 3月20日、東池袋大勝軒が、惜しまれながら45年という歴史に暖簾を、下ろしました。その日は、最後の日ということを前もって知っていた常連客を中心に、開店前の未明から並び始めて、開店時には延々と続く行列。そして即、オーダー・ストップ。
 各テレビ局、新聞社、雑誌社、海外からもニューヨークタイムスを始めとして、どっと押し寄せたのでした。上空には取材のヘリが2機。あの報道ステーションもヘリを飛ばし、記者を派遣して取材合戦。大変な騒ぎの大勝軒閉店劇。
0704111 一軒の小さなラーメン店にこれだけのマスコミが押し寄せるというのも異例中の異例。各マスコミのインタビューにも、ひとつひとつ丁寧に答えるマスターこと店主の山岸一雄さん。人柄の良さが出ています。
 一般に「つけめん」と称されるものが、この山岸さんが「中華もり」として考案。「つけめん」店の元祖なのです。
 マスターとの出会いは、昭和47年、1972年のこと。大勝軒のすぐ傍に、私が入社したばかりの競馬専門紙「ホースニュース・馬」社がありました。木造モルタル3階建てで、今にも飛ばされそうな建物ながら、実にしぶとく凛として建っておりました。
0704112  大勝軒も負けず劣らず年代ものの風雪を感じさせる店構え。右隣りが「アリノス」という喫茶・軽食の店で、左が赤提灯の似合う飲み屋。いつしかこの2店舗は店をたたみ、マスターが譲り受ける形で、真ん中の大勝軒だけが営業。
 当時は、馬社と大勝軒の間に、大きな材木店があり、その前が小さな公園。現在あるサンシャイン60、アルパ、ライオンズマンション、コンビニなどはありません。目の前に大きな巣鴨プリズンの跡地が広がり、薄暗く、誰かがイタチを捕まえて、鳥かごに入れていたことを覚えています。
 安くて、量が多くて、うまい。大勝軒党に走ったのは、薄給の身ゆえ必然の理。私には天国のような店でした。

 オカモチのしびれる重さ

 とはいえ、お昼時に出前を頼んでも、届くのが2時とか3時。時には4時近くということもあったのです。中央競馬の新聞が出る当日や前日など、忙しい時間帯の馬社では、1秒を惜しむ戦争状態。空腹は時に極致に達していたはず。それでも、大勝軒からの出前が、いくら遅くなろうとも、誰一人として文句を言うことはありませんでした。
 ところが、出前をしていた人が辞めたりして、人手不足になると自ら出前を取りに行く必要性が出てきたのです。じゃんけんで負けたり、私が自ら募って大勝軒に取りに行ったことも。両手に大勝軒から借りてきたオカモチ。ある時、16人分を運んだときには、頭部の筋肉がしびれて、ちぎれる思いがしました。いやあ、無鉄砲、若かったです。でも、何かあったかいものを感じる重さでした。

 至福の苦しさという快感

 それでも、時には大勝軒のカウンターに座り、マスターの顔を見ながら、中華もりやラーメンに、舌鼓をうったものです。私が大食漢ということを知っているマスターは、分厚くて大きなチャシューを何枚も富士山のような山盛りの麺の上に乗せ、ゆで卵や餃子も麺の下に沈んでいました。店を出るときは一気にせり出した腹を撫でながら、至福の苦しさという快感を味わったものです。
 マスターは競馬が大好きでした。地方、中央競馬を問わず馬券を買っていました。競馬場に誰か行くと聞いては、馬券を頼んでいました。穴党でした。それゆえ時には、とんでもない高額の配当を手にすることも。ところがマスターは、半分近く祝儀としてあげていたこともありました。とにかく人がいいのです。
 出会いから35年、名物店は暖簾を下ろしました。全国に教え子の支店が、98店舗あるそうです。その一店一店を回って歩くのが夢とか。
 私の夢はマスターの足が良くなったら、大好きな競馬、競馬場に案内すること。これまで出来なかったことをプレゼントしたいのです。行徳の「ステーキ石井」のマスターにも再会させて、舌鼓をうつマスターのニコニコ印の少年のような顔を見たい。
そして、前からいっしょに応援している超人気の橘大五郎、早乙女太一の舞台をライブで見せてあげたい。その思いが、いよいよ5月20日の東京国際フォーラムで実現します。
 更に、4月25日は都内のホテルで、マスターを囲んで誕生会と慰労パーティ。司会は非力ながらこの私。なにかサプライズ企画を、と考えています。

0704113 ■ありがとう池袋大勝軒 
「煮玉子中華そば」2007年4月30日発売 260円(税抜)
池袋大勝軒の特徴である「めんの太さ」や「もっちりとした食感」を再現したノンフライめんです。鶏がら・豚骨を炊き出した動物系のスープに、煮干・鰹などの魚介の旨みと風味を加えたダブルスープに、味付けした玉子、焼豚、メンマ、なると、ねぎ、のりを加えて仕上げました。

http://www.acecook.co.jp/newitem/april/index11.html

04:48 午後 |

2007年4月10日 (火)

秘策アンカツ忍法、お見事!

 桜花賞は3強の一角、ダイワスカーレットが晴れの栄冠を手にしました。安藤勝騎手は昨年のキストゥヘヴンに続き2度目の制覇。今回の桜花賞はこの安藤勝騎手の手腕によるところが、大きかったとみています。
 というのも、桜花賞の最大の前哨戦、チューリップ賞でダイワスカーレットを余裕でねじ伏せたウオッカ。1分33秒7の勝ちタイムで、ラスト3Fが33秒5。この過去にもないような傑出した時計、内容から推して、まずウオッカの牙城は不落と思えました。四位騎手もここ一番での安藤勝、武豊というビッグジョッキーが気になりつつも、チューリップ賞の手応えから、ほぼ勝利を確信していたはずです。
 ところが、追う者と追われる者、勝負の世界には、力量以上に運が大きく左右することがあります。
 安藤勝騎手はトライアルのチューリプ賞から桜花賞をどう乗るか、どうすれば勝てるのか策略を練り込んだはずです。チューリップ賞は積極策に出て、直線は余裕を残してウオッカを待ってから追い出す策。ところが、ウオッカとの叩き合いで、差し込まれてしまった苦い経験を、桜花賞で生かそうと彼は考えたはずです。
 で、桜花賞は直線先頭に立つと、ウオッカが来る前に一気にスパート。真一文字にゴールを目指したのです。ウオッカは直線で並びかけて、ゴール前で抜け出すチューリップ賞と同じ手の思いがあったはずですが、並びかける余裕がなく無念の2着。
 仮にチューリップ賞で着順が逆であれば、今回の結果は違っていたかも知れません。それに、流れが桜花賞ペースと言われるくらい速かったら、やはり結果が違っていたような気もします。それらをすべて読み取った安藤勝騎手の秘策に、賞賛の拍手を送りたいと思います。
 また、来る次走のオークスでは安藤勝・ダイワスカーレットが追われる立場にその位置は逆転。四位・ウオッカがどういう秘策でくるのか、見応えのあるオークスになりそうです。

 逃げないショウナンタキオンの罪

 それにしても、今年の桜花賞は何というスローペース。前半の3ハロンが35秒7。キョウエイマーチが優勝した不良馬場のときが、34秒9ですから、異常に遅いペース。半マイルが47秒8で、前半の5F通過が59秒8という未勝利クラスの遅さ。魔の桜花賞ペースとは今は昔なのでしょうか。
 その超スローになった要因は、ショウナンタキオンにあります。ここ2戦逃げて2連勝。過去2年の桜花賞の勝ち馬が、同じフラワーCから桜花賞へのステップということもあり、しかも逃げるのには願ってもない1番枠。これは3強が後ろで牽制している隙に、スイスイと逃げ切りもあるぞと、馬券作戦を立てた方がいたはずです。事実、人気は3強に続く4番人気。
 ところが、ショウナンタレントは逃げませんでした。ややダッシュがつかなかったことで、逃げる形になったアマノチェリーランに前に入られて頭を上げる仕草。それでも、ここは逃げることを期待して馬券を買っているファンの為に、逃げなければ出走してきた存在価値がありません。しかも、超スローペースなのですから・・。
 せめて前半があと0・5秒速かったら、ゴール前で追い込んできた私の▲ローブデコルテ(9番人気)の鼻差4着は、楽に3着に届いたなと、悔しい思いがしています。

04:27 午前 |

2007年4月 5日 (木)

桜花賞決戦は歴史的超ハイレベル

 今週はいよいよ「桜花賞」。某競馬週刊誌を見たら、な、なんと馬柱に出ている印が全員まったく同じなのです。もっとも同じといっても、◎○▲が全員同じ印ってこと。こんな年の桜花賞はありましたかな?私の歴史の階段を登っていっても見つかりません。
 まず、全員◎(おそらく桜花賞でも1番人気)のウオッカ。5戦4勝2着1回。桜花賞と同じマイル戦は4戦4勝。とくに素晴らしいのはその内容。ここ3戦1分33秒台を計時。2歳ラストの女王決定戦、阪神JFでは記録的な1分33秒1をマーク。
 更にパワーアップしたことを実証したのが、前走のトライアルのチューリップ賞。ライバルのダイワスカーレットとの叩き合いで、首差先着。当時、流れはダイワスカーレット向きの展開。それをラスト33秒5の強烈な破壊力でねじ伏せました。しかも、驚いたことに余裕すら感じられたことに、歴史的な名牝独特の底知れない迫力が伝わってきました。
 先週、ダービー卿CTを制したピカレスクコート(私の◎でした)が、ウオッカが走った翌日の同じ阪神に登場していました。同じマイル戦で快勝。時計が1分33秒7で、チューリップ賞と同じ。ところが、ラスト3F34秒0を要しているのです。仮に、ピカレスクコートがチューリップ賞に出ていると、ウオッカに負けていた可能性があります。
 重賞を圧勝する古馬よりも強いウオッカ。距離、コース、臨戦過程、どんなレースでも対応できる卓越した競馬センス。さすがに穴党の私もグリコのマーク、お手上げ状態です。万にひとつ盲点があるとすれば、牝馬特有のフケ、発情期にぶつかることだけだと思います。

 ☆ウオッカに迫る2頭もGⅠ級

 ウオッカを追うダイワスカーレットとアストンマーチャンも大変な逸材なのです。ダイワスカーレットは前走のチューリップ賞で敗れたといってもわずか首差。前半折り合いを欠き、ウオッカに目標にされる条件下だったことを考えると、同タイムの2着は前記ピカレスクコートと比較しても大変なものです。皐月賞の最有力候補、アドマイヤオーラを中京2歳Sで破った実績もあり、世代が違えば、桜花賞でも断然人気に推されていたはずです。
 一方、アストンマーチャン6戦4勝2着2回。ファンタジーSで札幌2歳S3着のイクスキューズを相手に独走。レコードで決めました。そして、2歳女王決定戦の阪神JFが、ウオッカと首差の2着。マイル1分33秒1で走っていたわけですから、これも世代が違えば、桜花賞は中心的存在になっていたことでしょう。
 それゆえ、今年は伝説的なハイレベルの桜花賞になる公算が大。競馬ファンは、これらの名馬と時代を共有できる幸せを感じ、その印象を後世に伝えていく義務があるように思いませんか。

 桜花賞の結論、馬券の買い方は、私の携帯サイトを、ご覧下さいませ。

02:28 午前 |

2007年4月 4日 (水)

それは突然でした!

 4月2日、月曜日、正午すぎに突然、電話のベルが鳴りました。
 昼食をすませて、一服しながら今週の桜花賞出走馬の再チェックでもしようかと、考えていたところに、急を要するテレビ局からの電話でした。
0704041 電話の内容は、日曜日に阪神競馬の1レースで優勝した、注目の白馬ホワイトベッセルのことで、テレビに出て欲しいとのことでした。ホワイトベッセルはJRA史上初になる白馬(白毛)の優勝。ほとんどの競馬ファンは知っていることでしたが、一般の社会がそれを大きなニュースとして、取り上げてくれるとは思いもよらず、戸惑っていると、夕方のテレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」だといいます。更に、2時か2時半までには局に来て欲しいとのこと。私は支度もあるし、移動もあるので、3時ならば、ということで承諾。
 それからが大変。急いで身支度を整えると、日本には何頭の白毛がいて、何頭が走り、JRAの白毛はどんな成績だったのか、とにかく数字を性格に収集して、サッサと頭にインプットしなくてはと、上を下への大奔走。

 何とかかんとか3時前に局にたどり着いて、聞けば5時台の放送とか。打ち合わせも簡単に、いざ本番。
 これが締め切った小部屋と、間近のライトとライトで、う~ん、熱い!額に流れる汗。スタッフがうちわを持って来てくれて、アイスコーヒーを用意してくれたのですが、カメラが回りだすと、額から直ぐに滲み出る汗!画面でピカピカ光っていたのは、我慢の堤防から溢れた汗です。
 1時間近くコメント撮りの収録が終了。編集で実際に顔出しとして使用されたのは、ほんの摑みだけでしたが、まあ、これはよくありがちなこと。

0704042 あの報道ステーションにも…

 局からハイヤーで自宅に戻ったあと、再びテレビ朝日から電話。今度はあの「報道ステーション」から電話。きょう収録したものを、報道ステーションでも使用したい、とディレクター氏。わあ、憧れていた報道ステーション。収録ものだって、汗が溢れていたものだって、瞬時の出演だって報ステならОKОK。二つ返事で「構いません。よろしくお願いします」と、幸せ印の私でした。
 報ステ出演後、携帯、家電話、メール、まるで選挙で当選したかのような知り合いからの取材と評価。さすが報ステ、視聴者は多いです。

 さてさて、白馬とは?

0704043 JRA史上初めての「白毛」の優勝となったホワイトベッセル(父クロフネ・母シラユキヒメ)。キャリア2戦目、これからの成長力が楽しみですが、この白馬とは「白毛馬」(しらげうま)といわれます。
 そもそも「白毛馬」とは、突然変異で生まれ、「白斑」が体全体に広がった状態とか。確率的には2万分の1。その突然変異の馬から生まれた場合の白毛は、遺伝といわれます。
 日本最初の突然変異で1979年に生まれたハクタイユー。父は史上最強の世代のダービー馬ロングエース(黒鹿毛)。母は栗毛のホマレブル。まさに突然変異の白毛馬でした。ただ、ハクタイユーから生まれたハクホウクンは遺伝的、白毛と言われるのです。
これまで、ハクタイユー以来、日本には16頭の白毛馬がいて、6頭が突然変異で誕生。10頭が父か母からの遺伝。今回のホワイトベッセルは、母のシラユキヒメ(父サンデーサイレンス)からの遺伝。兄はこれも白毛だったシロクン。下にはホワイトベッセルの全妹の白毛ユキチャンがいます。
0704044  また、両親とも白毛だった馬から誕生したミサワボタンもいます。ただ、これは世界的に稀有なケースで、白毛と白毛の配合は生存するケースが、きわめて難しいのだそうです。
それにしても、初勝利となったホワイトベッセルの馬主の金子真人氏。どうしても譲って欲しいと頼み込んで、母にあたるシラユキヒメを手に入れたのだとか。
 そうしたら、馬運が一変。走るのなんのって、ついにはあのディープインパクトが出現。なるほど、神馬っているものなのですねー。あやかりたいものです。

■写真はすべて「報道ステーション」より

11:25 午後 |