2012年1月27日 (金)

安泰のダート戦線に異状ありか!?決戦は王者トランセンドが待つフェブラリーS!!

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 東京開催の最終日に行われるGI「フェブラリーステークス」の前哨戦ともいえる「平安ステークス」。優勝したのはなんと10番人気のヒラボクキング。速い流れで逃げたトウショウフリークの2番手を進む正攻法。このレースの圧倒的1番人気(1・3倍)のエスポワールシチーが外枠ということもあって、仕方なく3番手で前2頭を追いかける形。
 ところが、この日は前日の雨の影響であいにく不良馬場。ダートはかえって脚抜きが良くなり高速決着は見えていましたが、それでも、よもやエスポワールシチーがヒラボクキングに完敗するとは思えませんでした。実際、前走のみやこSではエスポワールシチーに6馬身も突き放されているわけですから、同じ京都の同じダート1800mでの逆転劇。本当に競馬はゲタを履くまでわからないものです。
 エスポワールシチーのダート1800mの持ちタイムが1分48秒4、今回は1分48秒3。自己ベストを更新しているのです。たった1頭だけ58Kを背負い、そして7歳という年齢を考えてもスコブル優秀な時計。
 とはいえ、3着で6番人気のシルクシュナイダーがエスポワールシチーとクビ差。連戦連勝だった当時に比べて、さすがにその勢いに陰りが見えてきたことも事実。やはり7歳という年齢からの衰えなのでしょうか。目標としてきた「フェブラリーS」で本来の力を発揮できるのか、エスポワールシチーにとってフェブラリーSは背水の陣ということになりそうです。
 同じダートの舞台で快進撃を続行中のスマートファルコン。1月25日の川崎記念を勝ち、目下、無敵の9連勝中。ところが、前々走の東京大賞典では楽々安泰かと思われながら、これをピッタリとマークしたワンダーキュートに、ゴール前で外から馬体を併せられて大ピンチ!結果、僅か3・5センチの差で、スマートファルコンが優勝。単勝1・0倍という記録的な人気に応えました。
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 それにしても、帝王賞でエスポワールシチーを、JBCクラシックではあのトランセンドを撃破してきたスマートファルコン。川崎記念で休養明け、南部杯6着のランフォルセを相手に圧勝したものの東京大賞典のハナ差勝ちという大接戦は、何を物語るのか、今後の動向に注視したいと思います。3月のドバイ遠征で世界制覇を目論みます。
 ただし、スマートファルコンに対しては、あまりいい印象を持っていません。というのも、JRAに所属して、栗東トレセンで調教し、レースは地方競馬ばかり。中央競馬は3年半前、平成20年の8月の小倉、KBC杯から走っていないのです。母屋を無料で貸しているJRAにとっても、なんとも歯がゆい思いでしょう。昨年のジャパンCダートに出走か、トランセンド、エスポワールシチーとの再対決!というアドバルーンが上がりましたが、結局、空振りに終わりました。彼が中央競馬で走ることは、もう二度と見られないのかも知れません。

11:22 午前 |

2012年1月26日 (木)

単勝1・4倍!スケールが違ったルーラーシップ。GI戦線視界良好(^o^)/

 ルーラーシップがもし敗れるとしたらどういったケースのときか!?出遅れる癖があり、道悪馬場のときか?それでも昨春の金鯱賞で大きく出遅れながら、重馬場を克服して勝っているし、決定的な死角とはいえないな。長期休養明けの有馬記念で力走した反動、そう二走ボケがあるかも知れない・・。答えはそれくらいしかないぞ。
No1  単勝1・4倍と圧倒的な人気に支持された「AJCC」のルーラーシップ。別定とはいえ不良馬場でこの人気。良馬場であれば1・1倍くらいの支持を受けたかも知れません。
 前走の有馬記念では出遅れて最後方グループ。しかも、スローペースで差し、追い込み馬には厳しい展開。なおかつ4角では大外を回るコースロスがありながら、ゴール前で矢のように伸びてきてオルフェーヴルの4着。僅か0秒2差の接戦。ラスト3ハロンは最速の33秒2という強烈さでブエナビスタに先着。宝塚記念以来の実戦だったこともあり、この有馬記念はルーラーシップにとって後世に語り継がれるような一戦でした。
 そんなルーラーシップにとっては、4歳馬で初めて対戦するナカヤマナイト、トーセンレーヴのクラシック組はいるものの赤子の手をひねるくらい容易なメンバー構成のAJCCだったはずです。
 福永騎手がスタートに気をつけていたせいか、今回は珍しくほぼ互角の発馬を切りました。控えて後方で折り合いに専念。いつでもスパートできるように先行馬を射程距離に入れて馬場の外目で虎視眈々。
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 意表をついて大博打に打って出たトーセンレーヴのルメール騎手。今回が初コンビだったこともあり、なんとデビュー以来初めて逃げる形の競馬。これで面食らった形が逃げる予定だったリッツィースター。外からツクバホクトオーにも先に行かれて、そこを宮崎北騎手が必死に御しようとするものですから、馬が口を割って走るリズムがチグハグ。5番人気に推されて応援しているファンも多かったのですから、自分の形を主張すべきだったはずです。それがファンに対してのプロ騎手の礼儀でしょう。おそらく若い彼には重賞という重責が予想以上に重すぎたようです。
 前半1000mを63秒8という超スローに落としながら逃げたトーセンレーヴですが「他の馬が外からきたらハミをガーっと取って行きたがってしまった」とルメール騎手。いつも追い込んで来る形の競馬をしていた馬で、これまでは前の馬に後ろから並びかけて行ってハミを取らせていたのが今回は逆のパターン。これではこの馬の持ち味が生かせません。対ルーラーシップ用の作戦だったと思いますが、明らかに作戦失敗でした。次回は長距離に出走してくると、折り合いが課題になりそうです。
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 ナカヤマナイトは好位置のポケットで楽々追走。いつでもスパートできる態勢で、早めに外に出すと、4角を回って柴田善騎手が持ったままで先頭に並びかけたのですが、大外を回ったルーラーシップの前に取り付くスピードが速くて、あっという間に並んだと思ったら、あっという間にナカヤマナイトを突き放し、余裕の3馬身差で圧勝。まさにスケールの違いを、まざまざと見せつけました。
 馬体から受ける威圧感、ひと回り大きくなったような印象を受けます。無敵の連勝街道を突き進むオルフェーヴル。打倒一番手はこのルーラーシップかも知れません。春の天皇賞が待たれます。

08:49 午後 |

2012年1月19日 (木)

今年のGI戦線の主役OTTR砲の一角が先週、今週と大立ち回り!!

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 その有馬記念の3着が本物であるのかどうか、日経新春杯はそれを確認させる意味でも大事な一戦でした。ハンデが58・5K。昨年の1番人気、ジャパンCを制したローズキングダムは有馬記念を出走取り消し。このとき58Kのハンデを背負って3着に敗退。
 GI未勝利、GI2着もないのにローズキングダムより重い58・5Kのトーセングローリーは大丈夫なのか?不安視する声もあったのですが、それはまったくの杞憂に終わりました。内枠ということもあって中団のインで折り合いに専念。4角では前が壁でスパートできない状態でしたが、直線で内外に広がったときに、うまく外に出すと抜きん出た脚色で力強く伸びて圧勝。着差以上の迫力を感じさせました。ここ10年で58Kを背負って優勝した馬はゼロ。2着が1頭あるのみ。それゆえ58・5Kでの優勝は今年のGI戦線を占う上で、大きな自信になったはずです。
 もっとも、2着は皐月賞3着があるもののGI、GⅡが未勝利。まだ役者が下のダンバラードで、相手に恵まれた印象は拭えません。昨年は有馬記念3着のあと京都記念、日経賞と連勝。その勢いで天皇賞では1番人気に推されて13着。宝塚記念でも4番人気ながら13着。気温が高くなると不振に堕ちる傾向がありました。この弱点を克服出来るかが今年の大きなテーマになりそうです。
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 このトーセングローリーも含めて池江寿きゅう舎には、ご存知3冠馬で有馬記念も制した無敵の連勝街道をひた走るオルフェーヴル。さらに秋の天皇賞でレコード勝ちし、ジャパンC2着のトーセンジョーダンが控えています。いわゆる池江寿きゅう舎のOTT砲。先の有馬記念では1・3・5着。春の陣に備えてオルフェーヴル、トーセンジョーダンともに充電していますが、今年の古馬GI戦線の主役であることには違いがありません。
 今週は池江OTT砲に対して、その牙城を崩さんと虎視眈々のルーラーシップがアメリカJCCに登録。有馬記念では宝塚記念以来、実に半年ぶりの実戦。スタートで出遅れて最後方に置かれる不利。しかも、有馬記念が11秒3-11秒3という後方待機馬には厳しい展開。そんな環境の中からゴール前で大外から目の覚めるような追い込みを見せたのがルーラーシップ。女傑エアグルーヴを母に持ち、父が人気のキングカメハメハ。5歳を迎えた彼には期待する声が大。打倒OTT砲を目標に、まずは今週のAJCCのR砲の快走が注目されるところです。
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 ところで、日経新春杯で4着に敗れたビートブラック。直線で先頭に立ったところに、その外からダノンバラード、さらに外からトゥザグローリー。3頭並んで叩き合いという状況でしたが、明らかに外の2頭の脚色が良く3番手に落ちたところで、騎乗した浜中騎の手綱を持つ手が止まったような印象がありました。ゴールが目の前でもあり、3着に納得したような姿勢。その時、ラチ沿いの最内から猛然とマカニビスティーが襲い掛かり差し切ってしまったのです。3番手に落ちたときに自己判断による気の緩みがあったとしたら大問題。前にも怠慢プレーによる騎乗で、ある騎手が厳罰に処せられたこともあり、誤解を招かないプレーでファンの期待に応えるべきだと思います。

08:49 午後 |

過去10年の中でも特筆もののレベルだった京成杯組に春近し!(^^♪

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 一昨年、ダービー馬エイシンフラッシュを排出した「京成杯」。昨年のフェイトフルウォーはセントライト記念を圧勝。距離と舞台が皐月賞と同じとあって、目を離せない一戦でした。
注目の1番人気は新馬→ホープフルSを連勝してエリートコースに乗ったアドマイヤブルー。百日草特別を圧勝したベストディールが2番人気。GI朝日杯FSで2着と潜在能力の高さを示したマイネルロブストは、意外なことに単勝8・2倍の5番人気。GIで4番人気になるほどの馬がGⅢの京成杯で5番人気とは解せません。未勝利を勝って前走のホープフルS4着に敗れたレッドシャンクスのほうが人気面では上位の3番人気。この人気の違いは読めませんでした。
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レースはそのレッドシャンクスが好スタートから押し出されるようにして先頭。前走のホープフルSとは一転した作戦です。外からコスモアンドロメダが並びかけ、ああ、これは主導権を主張するのかな、と見ていたら柴田大騎手は、先頭に並びかけただけでそれ以上は動こうとはしません。ブライトラインがその直後に控えて、アドマイヤブルーは前の馬を見ながら好位で折り合いに専念。引っかかる課題を持つアーデントは、いちょうSよりも慎重策で5、6番手。同じようなところにはマナウス。後方の位置にはベストディールがいて、その後ろにマイネルロブスト。
前半の半マイルが47秒4で、真ん中の5ハロン通過が60秒4。平均というよりもスローに近いペース。ほとんど動きの少ない形で進み、勝負はペースが11秒台に跳ね上がったラスト3ハロン。好位置にいたブライトンとアドマイヤブルーが4角で2番手に並びかけ、それを見てアーデントが仕掛け、後続のベストディールも進出態勢。直線で懸命に逃げるレッドシャンクスに、外から馬体を併せてきたアドマイヤブルー。そしてアーデント。ここでアドマイヤブルーが先頭に立つと、待っていたかのように外から凄い勢いでベストディールが肉迫。あっという間に抜きさって突き抜けそうなときに、今度は大外からケタ違いの伸び脚でマイネルロブストが強襲。
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結果はベストディールが半馬身差マイネルロブストを振り切って優勝。マイネルロブストもラスト34秒2で詰め寄りましたが、前半の位置取りの差のぶんだけ届きませんでした。早めに動いたアドマイヤブルーが3着でアーデントが4着。逃げたレッドシャンクスは8着に敗退しました。
勝ちタイムは2分0秒6で、レースの上がりタイムが35秒2。昨年のフェイトフルウォーが2分0秒9、レースの上がり3Fが36秒6。単純に一昨年のエイシンフラッシュが優勝した2分3秒6、ラスト35秒2と比較しても特筆ものの内容。しかも、優勝馬は2ヵ月半ぶりの実戦で、馬体重がプラス10K。話題のディープインパクト産駒。堂々のクラシック街道を歩みそうです。
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私は1勝馬のレッドシャンクスに期待していましたが、ホープフルSで厳しい位置からインのラチ沿いを目の覚めるような切れ味を見せつけたときとは一転した作戦。内枠と出が良かったことで、押し出されて先頭に立ったような印象があり、改めて強靭な末脚を追いかけたいと思います。

10:21 午前 |

2012年1月12日 (木)

中山金杯○◎・京都金杯◎☆で大的中!パワスポ“エラワン”効果?!

 競馬の1年の計は「金杯」にあり、という訳ではありませんが、なんとか好スタートを決めて1年間突っ走りたいな、と思っておりました。
 とくに今年の中山金杯は、ディセンバーSで圧倒的な人気に推されて、まったく力を出し切れなかったダイワフアァルコンが巻き返しを図って参戦。昨年暮れの配信だった無料競馬メルマガの「馬STATION」でも、今年の中山金杯はダイワファルコンを特選馬にして、いわば手ぐすね引いて待っていた一戦でもありました。中山2000mも一昨年の弥生賞で、ヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュに続く3着。重め残りを叩いて狙い撃ち!という自分自身も強気の態勢だったのです。
 そんなところに、現在、研究のためにタイに在住している知人のH女史から、なんともミステリアスなメールが届きました。
 なんでも、タイの首都バンコックにあるパワースポットとして、日本はもちろん、国際的にも有名な「エラワン」というところの写真をメールに添付して送ってきました。周りを黄色や橙色の菊のような花で祭壇を囲んで、その壇上には黄金のお釈迦様と思し召しき方が、胡坐をかいて、手のひらを上に肩くらいまでに上げて、門?いや建物の中で、にこにこ顔で鎮座しているのです。果物のような物が手前には供えられています。
 H女史によれば、宝くじで2本も当たったとか。もっとも1等、2等といったものではなかったようですが、初めて宝くじに当たったようで、いたく感動しておりました。

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 ということで、注目の中山金杯は送ってもらったパワスポ「エラワン」写メを出して、その間に金杯の馬券を挟み、ゴールに向って祈るような気持ちで携帯を置いたのです。
 予想通りエーシンジーラインが楽に主導権を取って一人旅。昨年の中山金杯優勝のコスモファントムがガッチリと好位置。その直後にエラワン効果があるか我が◎のダイワファルコン。今回は馬体も6K絞れていい感じ。さらにその後に当面の強敵と見ていた2連勝中の逸材フェデラリスト。
 一方、この日も1番人気で破竹の5連勝中のアドマイヤコスモス。遅いペースを予期したのか好位のグループで機を窺います。ただ、なんともぎこちない走り。口向きが悪いのか?と見ていたら、3角手前で急激について行けなくなりズルズルと後退し圏外。故障を発症ということでした。
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 レースの後半4ハロンが46秒4で、ラストが34秒6。明らかに先行馬ペースです。逃げるエーシンジーラインを目がけてダイワファルコンが4角でスパート。それを待っていたかのように外からフェデラリスト。その内からコスモファントムも進出。直線でサッと抜け出したダイワファルコン、外から馬体を併せたフェデラリスト。こ2頭のマッチレース。懸命に盛り返すダイワファルコンをゴール前でグイと差し込んだフェデラリストが優勝。母ダンスパートナー譲りの勝負強さを見せつけました。
 3着がコスモファントムで、同馬の時計が昨年優勝時と同じ1分59秒8。ということは先着した1、2着馬が昨年以上のレベルだったということです。
 エラワン効果は○◎で馬連2560円。3連複7960円。3連単◎○の2頭軸フォーメーションで4万2360円也。エラワン効果絶大でした。
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 一方、京都で行われた「京都金杯」。後にGIマイルCSで快勝したエイシンアポロンと冨士ステークスで対戦。積極策からしぶとく3着だった4歳馬マイネルラクリマを◎に指名。京都もオープンの白百合Sで優勝。55Kのハンデから“いける!”と判断。
 考えていた通り絶好のポジションから直線抜け出して快勝。大外から追い込んだダノンシャークが鋭い脚で2着。私の印は◎☆でこれも正解!3着のアスカトップレディを軽視したので、3連複、3連単は無理でしたが、馬連1330円、馬単2880円をゲット。これもエラワン効果でしょうか?
 いずれにしても、縁起のいい東西金杯を、好スタートで切れたので、今年の一年が多いに楽しみになりました。

08:25 午後 |

2012年1月 7日 (土)

2012年、負けるな東北!負けるな日本の心意気!!

Img_1286_480 平成24年がスタートしました。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は東日本大震災で未曾有の大惨事。被災された方は今なお苦しんでいます。また、原発の大事故により、その影響は計り知れなく、生まれ育った地を断腸の思いで離れなくてはならない、厳しい生活を強いられている多くの福島の皆さんがいます。
 私はあの荒涼とした田園風景を目の前にして、本来あるべき姿とはかけ離れた、人情のひとかけらも見られない風景に愕然としました。
 どうしたらこの荒涼とした瓦礫の荒野を、以前のように復元できるのか、被災者の方はもちろん、政治を司る政治家、役人。そして国民一人一人が自己の問題として、知恵を出し合い、あるいは汗を流して、共に解決すべきだと思います。
 私の伯母は八十半ばになるのにもかかわらず、この大震災に一人で立ち向かいました。幸い津波の難は逃れましたが、地震による被害は甚大で、母屋は半壊と診断されたそうです。それでも最近は地震の影響で地盤沈下による母屋の傷みが激しく、床、畳、ガラス戸、瓦、そしてライフラインの故障。それぞれの業者も忙しく、依頼しても数週間待ち、あるいは足元をみたような高額請求をされるようです。例えば、瓦の破損はないのにもかかわらず、正常に並べ替えるだけで数十万も請求されたとか。 
 一方で、大津波でほとんど壊滅したかのような宮城県女川町では、奇跡的に命拾いした親戚が、以前の水産、加工業を何とか始めたのですが、以前、在勤していた半分の従業員は失業保険とにらめっこをして、なかなか戻って来てくれないという現実があります。
 寒くて仮設住宅にはいられないという被災者。多くがマンションやアパートに移り、仙台市では1000戸以上が空き家状態だそうです。マンションに軽度の被害があって300万円も住人の全世帯に出す仙台市。票に結びつくのか都市の住人には高厚待遇。人口が少なく過疎化、老齢化が進む地域には冷遇。そんな状況さえ垣間見えてきます。
 あと3ヶ月もすれば、あの忌まわしい3月11日から1年。弱者を支える力強く、あたたかい手と、未来を見据え全英知を集めた再生計画で、この世紀の大災害という難局を乗り切ることを痛切に思います。
 負けるな東北!負けるな日本!の心意気なのです。

08:28 午後 |

2012年1月 6日 (金)

有明海と普賢岳を臨む荒尾競馬場が涙の閉幕・・

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 12月23日、スタンドから有明海が見える風光明媚な熊本県荒尾市にある荒尾競馬場が幕を降ろしました。1928年に開設という最古参の競馬場。その83年に渡る長い歴史。ひとつの競馬文化の灯火が消えたことになります。
 12月23日のその日は、快晴に恵まれて普賢岳がくっきりと顔を出し、最後の別れを惜しんでいるようでした。
 荒尾競馬はピーク時に159億の売り上げがあったものの全国的な斜陽化の波で、2010年度には、累積赤字が13億6000万まで膨らみ、荒尾市の前畑淳二市長は廃止の決断を断行。有馬記念で引退したブエナビスタの総収得賞金が14億7886万9700円。ブエナビスタの賞金より少ない累積金額で廃止の断行は、果たしてそれが正しかったのかどうか大いに疑問が残るところです。
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 また寒風の下に放り出された、多くのきゅう舎関係者の方たちの心痛は、いかばかりか想像に難くありません。
 聞くところによれば、荒尾市から見舞金として一部の人には200万円を差し出されたとか。まだ保障問題等で解決をしていないようですが、83年に渡る歴史の中で、親から子へ、そして孫へ。伝統を築き上げてきたその金額が200万円。ピーク時に吸い上げた159億円。その時に最悪の事態を考慮して保証金等を考慮してこなかった荒尾市にも大きな問題だと思います。
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 九州からは中津競馬に続き荒尾競馬が廃止となり、九州の馬産地に与える影響は想像を超えるものです。九州馬産地の危機だと思います。
残された最後の砦である地方競馬の佐賀競馬場。是非とも「がばい佐賀」の根性で、負けないで欲しいものです。

05:59 午後 |

2011年12月29日 (木)

引退式!穏やかな目のブエナビスタ。そしてグランプリ有馬記念出走に思う!

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 有馬記念の直後に行われた最終レース、ハッピーエンドプレミアム後、まだオルフェーヴルの優勝の余韻が残る喧騒のスタンド。一気に夕闇がつつみ始めたそのスタンド前に登場したのがブエナビスタでした。
 背中の上の恋人、池添謙一騎手とゆったりとスタンド前の本馬場に再登場。歓声に動揺するでもなく、どっしりと落ち着いて、いわゆる“大人の女”のオーラを醸し出しているようでした。
 有馬記念。その年を代表する馬が一堂に揃い踏みするグランプリレース。ジャパンCで天皇賞馬トーセンジョーダンと激しい死闘の末に競り落とし優勝。また凱旋門賞1、2着馬も一蹴。まさに日本を代表する女傑となったブエナビスタが、頂点に立った瞬間でもありました。
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 さあ、次はグランプリだ、有馬記念だ、ということは良くわかります。一方で、あのウオッカのように引き際というものがあるはずです。
 レコード決着となった天皇賞で、自身も過去最高のタイム1分56秒4で走り、惜しくも4着と敗れたものの激しい競馬を走り抜いたダメージは少なくなかったはずです。それでも、さすがに女傑ブエナビスタ。驚く回復力で、ジャパンCでは天皇賞馬に輝いたばかりのトーセンジョーダンをねじ伏せたのです。考えてみれば、この優勝は昨年秋の天皇賞以来、13ヶ月ぶりの勝利でした。昨秋のジャパンCで悔しい2着降着。その悔しさを晴らさんと臨んだジャパンCでもありました。
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時計が2分24秒2、昨年の時計が参考タイムながら2分24秒9と比較しても、今年のハードさが理解できます。いずれにしても宿願としていたジャパンCを制したことにより、本来はブエナビスタ物語の幕が降りたはずでした。
11月27日、ジャパンCの余韻が、まだ近くの府中駅界隈の競馬ファンに残る中で、私は競馬通の知人やお世話になった人たちと、ある行きつけの居酒屋で、秋競馬お疲れ様を開いていました。その帰りにビルに入り口で、ほろ酔い気分のご機嫌なご一行様と遭遇。ブエナビスタのひと口馬主会員の方たちでした。
私に気が付くと誰かれとなく握手を求めてきました。私もその勢いに乗って、けやき通りで一緒に万歳三唱。その方たちは有馬記念のブエナビスタのシルシを、それぞれ口々に尋ねてきましたが、激しい叩き合いを演じたジャパンCの優勝で、有馬記念のブエナビスタは優勝はない、と考えた私は、ただ笑ってすますだけでした。
天皇賞、ジャパンCと一昨年を上回るハイレベルの戦いを演じて、欲しい金メダルを手にしたブエナビスタ。おそらく有馬記念はお釣りがない状態だったと思います。それでも有馬記念に参戦せざるを得なかったのは、プライド?エゴ?圧力?わかりませんが、持てる力を振り絞り、懸命に頑張って7着に入ってきました。それはブエナビスタが燃え尽きた瞬間でもありました。
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夕暮れの闇の中で、照明に照らされたブエナビスタ。ファンのブエナビスタコールが響く中で、なにかホッとしたブエナビスタの姿を、その優しい穏やかな目を見たような気がしました。

12:00 午後 |

2011年12月28日 (水)

ナリタブライアンに続いた3冠馬のオルフェーヴルのグランプリ制覇!!

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 史上2番目、9頭ものGI馬が出走した豪華版のグランプリ「有馬記念」。なかでも注目は史上7頭目のクラシック3冠馬オルフェーヴル。ジャパンCを制してこの有馬記念がラストランになる女傑ブエナビスタの新旧対決。
 ところが、単勝オッズは結果的に2・2倍のオルフェーヴルに対して、ブエナビスタは3・2倍。断然のオルフェーヴルの支持です。それは、菊花賞を圧勝し、ジャパンCには目もくれず、有馬記念を一本に臨んで来る3冠馬にとって絶対有利な条件でした。
 逆にブエナビスタやトーセンジョーダンなどにとっては天皇賞で激しいレコード決着。続くジャパンCでもラスト33秒9の末脚を駆使したブエナビスタ。この状況の中、中3週で迎える今年最後の大一番のグランプリレース。オルフェーヴルに対してジャパンCの上位陣の臨戦過程の不利は明らかでした。

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 引退したウオッカはジャパンCで優勝のあと、有馬記念を走ることなく引退し、年度代表馬に輝きました。もっとも、ウオッカは右回りをパスしていたこともあり、有馬記念回避は当初から決定していたこと。同じ牝馬のブエナビスタも有馬記念はさすがに女傑とはいえ疲労が積み重なりギリギリの状態であったはずです。ゆえにジャパンCで引退させるべきだったと思いました。
 私は今回の有馬記念は、オルフェーヴルが断然有利で、ゴールに限りなく近い馬であることは、当然ながら納得していました。もし、敗れるとしたら昨年9月の芙蓉S以来の中山ということよりも、超スローペースで消極策を取り、直線でヨーイドンの競馬になったときかも知れないということを考えていました。
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  そこで、穴党としては中山に替わったことで、中山4戦4勝すべて重賞の昨年の有馬記念の覇者ヴィクトワールピサに期待しました。ジャパンCは長期休養明けというブランクのもとで、後方でトボトボと走り、直線は大外でロスのある競馬。上位を諦めたデムーロ騎手が手加減した追い方のようにも思えました。次走が有馬記念ということを意識した騎乗と見たのです。
そして、今年の有馬記念の最大のポイントが強力な逃げ馬が不在。このことが各陣営に与えた心理的影響は少なくありませんでした。
スタートを決めたアーネストリーがじんわりと先頭に立ち、2番手は各馬が様子見の中からダッシュがつかなかったヴィクトワールピサ。そしてスローペースを意識して最内からブエナビスタ。その外にトーセンジョーダン。抑えきれない勢いでエイシンフラッシュに、レッドデイヴィス、トゥザグローリー、ヒルノダムールと続き、後方には出遅れたオルフェーヴルがここにいて、ルーラーシップ、ジャガーメイル、ローズキングダムという展開。5ハロン過ぎあたりで一段と減速13秒1-14秒4-14秒3-13秒0という未勝利クラス並みの極端なスロー。

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これはオルフェーヴルには避けたかった最悪の展開。しかも、ほとんどの馬が直線勝負に身を委ねたのか、あるいは金縛りにあったかのような状態でレースは進みました。
主導権を取ったアーネストリーの外にヴィクトワールピサが並びかけるのですが、直ぐにまた引いて2番手。その直後にブエナビスタとトーセンジョーダン。まさに心理戦の闘い。3コーナー過ぎでした。外を回ったオルフェーヴルがじわじわと進出態勢。
  ラスト3ハロンが34秒ジャストの争い。後方待機馬には厳しい展開でしたが、外を回って進出したオルフェーヴルの末脚迫ってきます。直線でアーネストリーがギブアップ気味。代わってヴィクトワールピサが踏ん張るところを、外からトーセンジョーダン、内にブエナビスタ。さらに内からエイシンフラッシュが急接近。直線中程からオルフェーヴルが鋭く差し込んで一気にそのままゴールイン。内から良く伸びたエイシンフラッシュが2着。その外から強襲したトゥザグローリー、大外から鋭く伸びたルーラーシップが3、4着に食い込んで、5着がトーセンジョーダン。ブエナビスタは7着。ハナ差でヴィクトワールピサでした。1着オルフェーヴルから10着アーネストリーまで0秒6差の大接戦。凄いレースでした。
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「キツかったですね。イメージしたよりも後ろになって、スローでしたからね。それでも直線は沈むようにハミを取って伸びてくれました。力でネジ伏せてくれましたね。本当に強い馬です。まだまだ成長しているので、来年はさらに強いオルフェーヴルをお見せできるはずです」と、池添騎手も愛馬オルフェーヴルの強さに脱帽。競馬ファンの一人として最大目標の凱旋門賞に夢を馳せたいと思います。
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05:18 午後 |

2011年12月23日 (金)

2馬身差の圧勝!クラシックは決まりか、3戦無敗のチャンプ!!

 デイリー杯2歳S1、2着のクラレントにダローネガ。京王杯2歳S1、2着のレオアクティブとサドンストームが参戦した2歳チャンプの決定戦「朝日杯フォーチュリティS」で、1番人気に推されたのが、なんと新潟の500万きんもくせい特別を制したばかりのアルフレードが3・1倍。
 私は東京のくるみ賞で優勝したトウケイヘイロー。昨年の朝日杯FSで1、2着だったグランプリボスとリアルインパクトが、京王杯2歳Sで1分21秒8の決着だったことから、トウケイヘイローが同じ東京の芝1400mを1分21秒4のレコード。ラスト3ハロンが余裕の33秒8の時計からも、朝日杯FSでも十分勝負になると踏んだのです。しかも、9番人気の低い支持。
 1番人気のアルフレードは新潟きんもくせい特別でケタ違いの末脚で抜け出して快勝。その迫力を買われての1番人気だと思われますが、きんもくせい特別とは相手がまるで違うので、この人気の評価は、結果的にファンの見識の高さを思わされたことになるのでした。
 スタートで出負けしたハクサンムーンが強引に主導権を主張。これにニンジャ、マコトリヴァーサルと続く展開。驚いたのがアルフレード。これまでの2戦は待機策で末脚を温存。直線一気に伸びてくる戦法でしたが、なんと3、4番手のインで折り合いを付けさせる一転した作戦。これは初コンビのウイリアムズ騎手が、人気と枠順を意識して少し焦ったのではないか、と一瞬考えたのですが・・。
No1_2 No2
 私のトウケイヘイローは中団の前の位置。ベストポジションでした。スタートで遅れた外枠のダローネガ、レオアクティブは後方待機策。半マイルが45秒9という緩みのない流れで、待機馬には仕掛けどころがカギでした。
 と、早目にスルスルと外から進出してきたのがトウケイヘイロー。内からアルフレード。4角を回り先頭に並びかけたのがトウケイヘイローで一旦先頭。と、そのときインにいたアルフレードが爆発的な末脚で、最内から一気に先頭に立つと、あっという間に突き放して行きます。なんとか2番手を死守しようとするトウケイヘイローを内から、アルフレードの直後でマークする形でいた札幌2歳S3着のマイネルロブストがジワジワと急接近。さらに大外から末脚勝負に賭けたレオアクティブが、京王杯2歳Sで見せた豪脚でグイグイと肉迫。
 結果はアルフレードの圧勝。2馬身差水をあける横綱相撲でした。時計の1分33秒4は、一昨年のローズキングダム、エイシンアポロンの時計を上回るタイレコード。
No3 No4
 2着争いは内から伸びたマイネルロブストで、大外から迫ったレオアクティブがクビ差トウケイヘイローを捉えて3着。
 2番人気のクラレントが7着で、3番人気のダローネガが5着に敗退。ただただアルフレードの強さが際立っていた2歳チャンプ決定戦の朝日杯2歳Sでした。
No5 No6
 父シンボリクリスエスに母父がサンデーサイレンス。血統的な背景から距離延長は問題なし。520K台のアカ抜けした馬格からも、来年のクラシックの展望が大きく開けてきました。そんな印象を抱かせるアルフレードの強烈さでした。
No7

04:28 午後 |